
台風4号が東北に北上したあと、温帯低気圧に変わり、
その影響で、北海道は雨が続く模様。。。
今日の札幌も、雨降りです。
「あいにくの雨」です。^^
私は、雨降りの日、大林宣彦さん(尾道出身の映画監督)のお母様の言葉を思い出します。
大林さんが子どもの頃を語った『あしたづくり』という本の中で、
大林さんが子どもの頃を語った『あしたづくり』という本の中で、
「あいにくの雨」というくだりがあります。
とても素敵なお話なので、紹介させてください。^^
大林少年は、「生憎」(あいにく)という言葉を素敵ないい言葉だろうと思っていました。
大林少年は、「生憎」(あいにく)という言葉を素敵ないい言葉だろうと思っていました。
なぜなら、雨は好きだし、蛙さんは喜んでいるし、道ゆくおじさんおばさんは
「生憎の雨ですね」とにこにこして挨拶しているから。
でも、やがてその言葉はそんなにいい言葉だと思えないような使われ方の場面をみます。
それでお母さんに「生憎ってどういう意味」かと訊ねてみるのです。
お母さんは、「生憎って、いつもどおりじゃなくて、ちょっと都合が悪いですね」という意味だと
おしえてくれます。
「人間というのは言葉を持っていて、言葉を交わすことで、すれ違ったり別れたり、
「人間というのは言葉を持っていて、言葉を交わすことで、すれ違ったり別れたり、
一緒に過ごしたりするのよ。
言葉を交わすことというのは、相手の気持ちを思いやるということなの。
雨の日って着物が濡れるでしょ。
髪の毛も濡れるでしょ。
下駄や足袋は、跳ね上がりで汚れるでしょ。
雨の中を歩いて訊ねて来て下さったり、こうして、おたがいに会えたことを有難いと思うから、
相手の人に対して、こんな雨の中をよく来て下さいましたねという意味で、
「生憎の雨でしたね」というの。
だから「生憎」は、やさしい言葉なのよ。
そういうふうにして人間どうしは、お互いをいたわりあったり思いやったりするの。
あなたが雨が大好きでも、もしそのまま「楽しい雨ですね」と言ったら、
着物を濡らしたり下駄や足袋を汚したり、髪の毛を濡らしたりしながら、
あなたに会うためにやって来てくれたひとを傷つけるかもしれない。
だから、「生憎の雨ですね」という言葉は、やさしい言葉なのよ」
(サイトから一部抜粋)
・・・
大林さんの子ども時代がどんなに幸せだったのかと、思いを馳せてしまいます。^^
そして、自分の子どもだけでなく、21世紀を創る子どもたちへの大林さんのメッセージが
・・・
大林さんの子ども時代がどんなに幸せだったのかと、思いを馳せてしまいます。^^
そして、自分の子どもだけでなく、21世紀を創る子どもたちへの大林さんのメッセージが
伝わって心に響きます。
ひとは、どんな日も楽しむことが出来て、そのことに気付く絶好のチャンスの連続の中で
ひとは、どんな日も楽しむことが出来て、そのことに気付く絶好のチャンスの連続の中で
生きているのですね。^^