イメージ 1
 ↑グスタフ・クリムト「農家の庭」
               Thank you for your coming to my blog 
 
 『花を持って、会いに行く』
 
春の日、あなたに会いにゆく        あなたは、なくなった人である

どこにもいない人である              どこにもいない人に会いにゆく
 
きれいな水と、きれいな花を、手に持って

どこにもいない?

違うと、なくなった人は言う       どこにもいないのではない
どこにもゆかないのだ          いつも、ここにいる

歩くことは、しなくなった


・・・
長田弘「詩 ふたつ」にて(一部を記載させて頂きました)
 
 
「花を持って、会いに行く」は、春のお彼岸に寄せた詩です。
作者の長田さんは、
この世を去った人が後に遺してゆくのは、その人の生きられなかった時間である。
喪によって、ひとが発見するのは絆です。。と語っています。

イメージ 2←詩とグスタフ・クリムトの絵と詩がコラボされたとても
 素敵な本ですよ。^^