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道新のコラムのご紹介です。
~アルテに行こう~  画廊主 久木 佐知子さん

春の陽光に誘われ、旭川から道央自動車道に乗った。
急に「アルテピアッツァ美唄(びばい)」に行ってみたくなったからだ。

美唄インターを降りて二キロ、のどかな山里に入る。
木立に囲まれた芝生の広場と白い大理石の現代彫刻が目に飛び込んできた。

赤い屋根の木造校舎が懐かしい。

ここは、かつて炭住街であった学校の跡地を利用した芸術文化交流施設だ。

美唄市出身の彫刻家、安田侃(かん)さん(イタリア在住)の
作品を屋外に展示し、いつでも作品に触れることが出来る。

道内外から四季を通して多くの人が訪ねてくる。

私も何度も足が向いてしまう不思議な空間だ。
その魅力は何なのだろう。

広場を歩いてみる。
どっしりと丸い超重量級の彫刻。

彫刻に導かれて、なだらかな起伏を上がると、またひとつ彫刻に出会う。

広場のあちこちに配されたブロンズや大理石の抽象彫刻は、
どれも周囲の自然と絶妙なバランスで響き合っている。

せせらぎが早春をささやき、木々を渡る風が心地よい。

芝生に寝転ぶ人。

彫刻に抱きつく人。

カメラで写真を撮る人。

誰もが思い思いに自分の時間を過ごす。

彫刻に触れながら、自分自身を見つめ直せたような気がする。
やっぱり来てよかった。
(実は、、5月2日に安田さんのトークショーが開かれました。)
私も、行った事があります。
1981年に閉校した旧栄小学校の体育館をアートスペースに、
校舎を幼稚園とギャラリースペースに再生されました。

野外には彫刻と大理石の流路を設置しています。

木造校舎で聞こえた子ども達のあの賑わいは、
ぬくもりをそのままに、また新らしい時間の流れを感じます。

夏は大理石の小石が敷き詰められた「水の広場」の小川で水遊びが出来ます。(笑)
大人も子どもも一緒になって。^^

季節のうつろいは長く伸びる彫刻の影で知ります。