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ある大学の教授がこんな記事を載せていました。
『日本人の貧困なチベット観』
夏休みが近づくと学生から
「チベットに行きたいのですが、
 チベット大使館はどこにあるのですか?」
という質問を受けて脱力することがある。。。。と。


ご存じの通りチベットは中国に併合され、
チベット大使館なるものは存在しません。

でも、このような基本的な事実を
知らない日本人は、決して
少なくはないと思います。

チベットへの旅にあこがれ、その宗教文化を
称えるにも関わらず、チベットの歴史と現状
には関心がなく無知です。

中国にとってチベット問題は国内問題なのです。

53年前、中国に支配されて以来、
年々失われてゆくチベットの民族性を守るため、
今でも年間3000人以上が雪のヒマラヤを
歩いて越えて命がけでインドへ亡命してい
ます。

中国は、チベットが独立すれば、他の少数民族が
何を言い出すか、戦々恐々としているのでしょう。

それは、少数民族が居住している区域が
分離すれば中国から広大な地域が失われ、
あっというまに中国は混乱状態に陥ってしまうからです。

そして、日本の新聞社が、あまりチベット問題を
とりあげたがらないのは、中国が混乱すれば一衣帯水で
隣接する日本にとっては、政治的・経済的にもデメリット
が大きいからです。

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それにしても、今チベットで起っていることを
TVのこちら側で、ほんの少しの厳選された画像
だけを見ていては、相当の想像力を働かせなければ、
所詮は対岸の火事のようなものになってしまいます。

そうは言いましても、私も具体的に
何かできるわけではないですから、
結局は、頭でっかちの批判するだけの
側に回っているという思いがあります。

せめて、必要以上に持っている側に
住む者として、持つことができない人々、
持っていたものを理不尽な力で
奪われた人々の痛みを思いやる心だけは、
失わないようにしたいと思いますが。。

果たして。。。今後のチベット情勢は?