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今月の19、20日と二日間、大学入試センター試験が行われましたね。

我家は受験生がいるわけではないのですが、
新聞に載る試験問題を見るのが好きです。(笑)

特に夫は学生時代から得意だった社会の問題に
挑戦して解答します。(無謀なことでは?)(笑)

そして、私ですが、まずは国語をチェックします。(笑)
ただし、挑戦は致しませんよ。(笑)
(勿論、他の教科も)

今年は、夏目漱石の「彼岸過迄」が出題されてましたね。

「彼岸過迄」は、漱石が45歳の時の長編作品です。
元旦からお彼岸過ぎまで書く予定だったので、単にそう
名づけたという本らしいです。(笑)

本人曰く「実に空しい漂出である」

~~あらすじ~~~

就職活動に疲れた田川敬太郎は、友人の須永市蔵から叔父の田口を紹介してもらい、
ある男の探偵を命じられる。

しかし、男が若い女と会って食事をしたという以外に、たいした情報は得られなかった。

田口にたいした報告のできなかった敬太郎は、その男に直接会って話をすることにした。
その男は、松本という須永のもう一人の叔父であった。(須永の母の弟)

そして、一緒にいた女は、田口の娘千代子であった。

須永は、従妹の千代子とは母の思惑で許婚のような関係にあったが、
千代子の父、田口は許す気がなかった。
(ややこやしいですが、千代子は須永の母の妹の娘で田口はその妹の夫)

須永も結婚を望んではいなかった。

敬太郎は、松本から須永とその母が血のつながった親子でないという事を聞く。
実は、須永は、小間使いの子、不義の子だったと秘密を明かした。
その後の展開はなかなかです。
なぜ、須永が不義の子だと知ってて母親が姪の千代子と結婚させたかったのか。。

小説の構成は大学を出たばかりの敬太郎が同年輩の須永、その叔父の田口、松本、
そして、田口の娘の千代子などのエゴイズムに苦悩する近代知識人の姿を描いて
います。

私は、この小説を受験生がたまたま読んでいれば兎も角、読んでいなければ、
試験問題としては、捉えずらい文体、内容ではなかったかと思います。

多分、解答に少々、時間がかかったのではないかと懸念します。

ただ、小説として読むには、年代的にはお勧めなんですが。。^^