
影響で一番、苦手としていた時代ものにどっぷりはまっております。
今日は、突然、娘のお供で本屋さんに行くことになり、、
早速、以前から読みたかった「二つ枕」(ふたつまくら)(杉浦日向子著)
という漫画の単行本を購入しました。
「二つ枕」は、4人の花魁(おいらん)のお話です。
初音(はつね)
麻衣(あさぎぬ)
萩里(はぎさと)
雪野(ゆきの)
実は、冒頭で少し戸惑ったのがおいらん言葉でした。(笑)
その聞き慣れないちょっとしたせりふがいっぺん通りでは行かず、
行きつ戻りつしてしまいました。
けれど、、ゆっくりと読み進んで行くうちに頭の中に染み入ってきました。
それからはスルスルと。。
4作とも、それぞれ良いのですが、特に、
「麻衣」というおいらんのお話が哀感があって好きです。
賭博や酒に溺れた男が親に勘当され、麻衣に慰めを求めに来る。
駄々っ子のようなその男に麻衣は惚れてる弱みでお金を工面していたが、
仲間たちには「縁を切れ」と言われていた。
わかっていながらも、その男を愛おしく思う麻衣の気持が後半の描写で物語っています。
麻衣の仕草が全てを語っているのです。(感心)
ん~~これは凄い。
それと絵が浮世絵そのもの。。「はっ」とします。
絵の持つ情感で、ひとときを「艶」な世界に酔わせて頂きました。
この「二つ枕」、杉浦さんが23歳の頃の作品だそうです。
参りました。
段々、私、「花魁」にはまりそうです。^^
余談です:「花魁」とは。。
遊女にも格付けがあり、花魁は、吉原遊廓の中で位の高い遊女の呼称です。
(吉原遊郭は江戸幕府によって公認された遊廓です)
その遊女の格下の娘たちが「おいらの所の姉さん」と呼んだのが「おいらん」
の語源とされているそうです。