ロッキー山脈横断の旅② デッドウッド&デビルズタワー | +++ e.rryの気ままなアメリカ生活 +++

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ダンナさまのお仕事の関係で2009年8月から2012年3月までアメリカ・ニューヨーク郊外で駐在生活を送っていました。
現在は更新を終了し、メッセージ・コメント欄も閉じていますが、何かの参考にしていただけたら嬉しいです♪

『ロッキー山脈横断の旅』2日目の続きです。



カスター州立公園から一気に移動して、デッドウッドへとやってきましたくるま6DASH!
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町の名前の通り、大昔に山火事があったのか?山がハゲてて大きな木があまり生えていません。
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ここは添乗員付きツアーの旅程に入っていたので、情報がほとんどないまま私たちも寄ってみました。
(ラピッドシティ方面からデビルズタワーへ向かう途中にあります。)

車を走らせて行くとある一角だけ無理矢理作られたようなウェスタン調のストリートがありました。
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なかなかいい味を醸し出しています。
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手作りの看板がアメリカアメリカっぽくてどこか可愛らしいです。

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通りにはトロリーバスが停まってたり、西部劇に出てきそうなカウボーイ風の格好をしたおじさまが居たり、

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建物の窓にも西部劇のようなイラストがありました。


このストリートには飲食店やショップがある他にカジノもありましたお金 え!!こんな所でカジノ!?と驚きです!!!!!!!!

ラスベガスのような華やかな雰囲気ではなくて、だいぶ寂れたカジノって感じです汗

「昼間っからお酒を飲んでカジノをして、あんまりいい町ではないなぁ」とダンナさま。

たしかにあまり見るところもなく面白みのないところでした。私たち夫婦としては寄らなくてもよかったところです。


でもせっかく来たのでランチをとることにナイフとフォーク

微妙な時間帯だったので選択肢がほとんどなく、仕方なくハンバーガーをいただきました。
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期待もしてなかったけど、味は普通以下でしたダウン

伯父さんたちも一緒なのでもうちょっと良いものを食べたかったです。。。
まぁアメリカ旅行だもの、これもやむなし。


気を取り直して、デビルズタワーを目指して出発~DASH!

車を走らせているとみるみるうちに景色が変わっていきます。

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山をいくつも越えて何もな~い田舎道を進んでいくと、いつの間にか州を越えて、ワイオミング州へと入っていきます。


しばらくすると見えてきました目

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広大な大地にデーンと聳え立っているのがデビルズタワーです。

スピルバーグ監督の映画『未知との遭遇』のラストシーンにも登場しているのでご存知の方も多いかもしれません。


デビルズタワーは1906年にセオドア・ルーズベルト大統領によって、アメリカ初のNational Monument(国定公園)に指定されています。
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でもまるで誰かが作った人工物かのようですよね。


どんどん近付いていくと、タワーの下の地層は赤茶色をしていました。
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すぐ近くまで車で行くことができて、車を降りてぐるっと一周トレイルを歩いて回ることができます。

真下まで行ってみるとこんな感じです右下矢印 柱のように縦に筋が入ってて、下の方には落ちたと思われる大きな岩がたくさん叫び
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拡大してみるとこんな感じ。
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これは人工物ではなく、長い月日をかけて自然が作り出したマグマの塊なんです。


どうしてできたかと言うと、、、

今からおよそ6000万年前、この辺りの地か深いところにあった巨大マグマが、いくつもの地層を貫いて地表付近にまで上昇してきた。このマグマは活動をやめた後、冷えて火成岩になった。その後、数百万年の間に柔らかい地層は侵食されて、高原全体が削られていったが、硬い火成岩だけは侵食を受けずに残った。マグマは固まると収縮して砕け、細長い柱状になるため現在のような形になった。(地球の歩き方より)
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高さ264m、土台部分の直径は約300mで、頂上はしずく形をしていて1.5エーカー(約6平方km)あるそうです。

柱は大きなもので直径2.5m、上の方の直径が1.2mもあるみたいビックリマーク


また、デビルズタワーはロッククライミングの名所になってるようで、年間約5000人もの人がこの垂直な壁に挑んでるそうです。

私たちが訪れたときも何人かいましたよ~

こちらは方たちは今からちょうど登り始めようとしているところ左下矢印

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そして目を凝らしてよ~く見てみると、上の方にも人の姿が~~~ビックリマークビックリマークビックリマーク
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さらに上の頂上付近にもクライマーの姿がビックリマークビックリマークビックリマークビックリマークビックリマークビックリマーク
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見ているだけでも怖いし、信じられません冷

だいたい5~6時間あれば頂上まで登れちゃうみたいです。



そしてこちらには1893年に初めてデビルズタワーに登った男性2名が作った木製ハシゴが残されていました。さすがに本物ではないですよねぇ??でも本物かなぁ・・・?

(たぶん写真のここだと思います左下矢印違ってたらごめんなさい。)
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木のハシゴだなんて、、、折れたら終わりなのに怖いことをしますねぇドクロ

そこまでしてFirst Ascentになりたかったというのが凄いです。私にはできません。

最初見たのと反対側から見上げるとこんな感じ。たしかに微妙に形が違います。
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周りにはを始めたくさんの緑があって、いろいろな野鳥を観察することもできるそうですオペラグラス

トレイルを歩いてまわるだけでも気持ちが良かったですニコニコ


そして目を下に向けると大きな大きな岩が横たわっています。これもきっとデビルズタワーから落ちてきたものなのでしょうね・・・
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ここでもまた改めて自然の偉大さを感じたのでした。


見ての通りだんだん日が落ちてきていて、ここを出る頃にはすでに18時くらいになってました。

この日の宿泊地シェリダンまでは1時間ちょっとで行けると思っていたら、実際にはそのくらいでかかることが判明!!

朝から1人で運転しっぱなしのダンナ様。ここまででも既に物凄い距離を走ってきています汗

ただでさえ初めての土地でいろいろ神経を使いながらの運転なのに、まだそんなにかかると知ってガックリため息 しかも暗くなったらもっと運転しづらいくなるのに・・・


でもとりあえず前に進むしかないので出発しましたDASH!


右下矢印このように本当に道しかない真っ直ぐな道をひたすら走ったり、時々小さな村が出てきて人々が暮らしてる姿が見れたり、のどか~な風景が続きます。
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そんな中、何もないところでガソリンのランプが点灯し始めて、ガス欠になったらどうしようかとヒヤヒヤする場面もありながら、ひたすら進みました。


ふとGPS(カーナビ)で見ると、ず~~~っと先まで真っ直ぐな一本道が映し出されてました。

縦線1本だけの超シンプルな画面です。200km先までずっと真っ直ぐと表示されてて、笑えてきました♥akn♥


そして夜9時過ぎにやっとホテルに到着。

疲れてる中、チェックインして部屋に入ろうとしたら、なんと既に別の人たちがいるではないですか叫び

やられました。ダブルブッキングです汗。

海外ではこんなのはしょっちゅうみたいですが、私たちは初めての経験でした。早く休みたいのにこんな時に限って・・・という感じ。


この日は朝から物凄い距離を走りましたくるまr

途中休憩もしながらでしたが圧倒的に移動時間の方が長く、11時間近く走り抜いたダンナさま。人生で最長記録を更新したようです。

本当にお疲れさまでしたおつかれ 翌日からは私もちょこっとずつ運転しましたよぉ。




さて、お次はいよいよイエローストーンへと参ります。

次の記事もお楽しみに~パンダ