いつもブログをお読みくださり、ありがとうございます!!




今日は、プログ読者の方からいただいたメッセージをもとに、鍵盤の「浮力」について、お伝えしたいと思います^_^




文中の「豆」とは、鍵盤を下げていく途中で、ハンマーが弦を打つ瞬間を感じられるたった一ヶ所の位置。



以下、読者様からのメッセージです。

↓ ↓ ↓


ブログの更新、いつも楽しみにしながらお豆を探す、探る?日々を過ごしておりました😅


今日はご報告がありご連絡させていただきました。

お豆を探している方々に少しでも参考になればと勝手に思っておりますが


実は

先程、ついにお豆を発見し、上手に味方につけて、しかもいつも一緒🙂✨な感覚をつかめたような気がしたんです!


2週間ほど前にお豆らしきポイントを発見し、これか⁉️と思って喜んだのものの、お豆を完全に味方につけることはできず、落ち込んだりやり方を変えてみたりと試行錯誤していました。


わたしがお豆を発見できたのは弱音で5本指で和音を抑えた時でした。

弾く、のではなく、力を抜いて手のひらごと指の腹を鍵盤の表面に置く、という感覚でした。


そしてすぐに指を離さず鍵盤が上に戻ってくる浮力を感じてみました。


すると、打った弦の振動が指先に伝わり、ピアノの中の振動している弦が見えるような感覚でした。


ただ、音量を上げようとするとその感覚はなくなり、音も硬く、ピアノが響くのも感じられない

えりな先生に聞いてみたいけど、レッスンを受けてもいないのにどうしよう😞と悶々と過ごしていましたが


今日、もしや?ついに?きたか?の予感🧐

ここまで引っ張っておいて違ったらすごく恥ずかしいですが😅



今日意識してみたのは鍵盤の浮力でした。


ゆっくり目の曲、ベートーベン悲愴第2楽章をひたすら鍵盤の浮力だけを感じて何度も弾きました。


一音を指で押したら自分の指の力で鍵盤から指を離すのではなく、鍵盤が上に戻ってくるところに指をのせているという感じでしょうか

それを意識しながら他の曲やフォルテを弾いても弦の鳴りはそのまま感じることができました!


触ってから弾く

というのがイマイチ上手くできませんでしたが、鍵盤から指が離れる時に鍵盤の浮力を借りると意識することで、えりな先生がおっしゃっている鍵盤に触ってから弾く、ということができた気がします。


特に、親指、人差し指だと、触って、というか、わたしの場合は指先で打面を探って触るという感覚でした。


鍵盤の浮力を感じるということは、それくらい手や指、指先、指先の表面の皮膚まで力が抜けているということな気がしました。そうでないと浮力は感じられませんでした。


その感覚をつかんでからホロヴィッツ の演奏を見ると、音の出し方がわかるというか、ああ、こんな感じで出しているのかなとか


何様ですか⁈という感じで反感かいそうですが、本当に音と弾いている姿を見てそう思えたんです。


嬉しくて嬉しくて、明日弾いてみてまた落ち込むかもしれませんが、とにかくお豆さんが味方についてくれた?ことは本当に力強いです!


私ももう趣味になりつつあるピアノ奏法についてネットでもくもくと調べていたところ、そうなんだよね、そうなんだよね、すごくわかる〜‼️って思ったら、なんと、えりな先生のHPでした😵

ブログは熟読していたのですがお恥ずかしい

2度目の大感動でした😅




↑ ↑ ↑

以上です。


Yさん、嬉しいメッセージをありがとうございました❤️




Yさんの浮力を感じるという感覚、それは、力が指先まで抜けた証拠です。




浮力とは、つまり、鍵盤が上に戻ろうとする力で、押さえつけるような力が指先に働いてると感じられません。




Yさんのおっしゃる通り、指先まで力が抜けていないと感じられないので、浮力を感じられるということは、とてもいい状態だと思います。




この手指の状態で、「豆が感じられて」いれば、パーフェクトです。




ただ、浮力は、下がった鍵盤が戻ろうとする力ですから、豆でない部分でも感じることが出来てしまいます。




浮力を感じて弾くというのは、同じようにおっしゃっていた生徒さんがこれまでに何人かいらっしゃいました。




その内容は、

浅く弾こうとしたら、鍵盤に(下から)押されるような感じがした。これを感じて弾いていけばいいのか?


豆とは、鍵盤が上に戻ろうとする力 と、指が鍵盤を下げようとする力加減が一致した時なのではないか?


(指は鍵盤を下げ、鍵盤は戻ろうとするので) 鍵盤が指に吸い付くような感覚があるが、それは正しいのか?


などです。




時々、同じようなことをおっしゃるピアニストの方や先生もいらっしゃいます。




どれも、鍵盤を押し付けたりせず、無駄な力が入っていない状態なので、手指の感覚としては間違いではないと思います。




でも、浮力は豆でないどこでも感じられてしまうので、打鍵の深さが安定せず、必ずしも豆を感じるということには繋がりません。




浮力が感じられるかどうかは、指先まで力が抜けているか、緩んでいるか、のバロメーターにすると、特に鍵盤を深く押し付けるように弾いてしまう方にとっては、よい気付きになると思います。




浮力が感じられるぐらい指先まで緩んで、その手指で豆を感じ取る、、、




関節がフワフワに緩んだ手になっていれば、浮力を感じるし、豆も感じられる、、、!





今日はこの辺で、、、




最後までお読みくださり、ありがとうございました😊










このブログへの ご意見、ご感想、ご質問 ブログのコメント欄 や、下記のLINE @ の友だち追加 から、お気軽に お寄せください


いただいたコメントやご質問は、このブログ等でシェアさせていただくことがあります。

その際には事前に掲載可否をお伺いさせていただきますので、ご安心ください。



たちえりなピアノ奏法研究所"LINE@で、、、

セミナーなどの情報を お届けします。

ブログ更新時にも お知らせします。

個人的なやり取りも 出来ます。


 

よろしければ、是非、友だち追加 お願いします!     

    

              友だち追加                                 

             



たちえりなピアノ奏法研究所

https://www.erina-piano-method.com/

附属ピアノ教室

https://erina-piano.jimdo.com/