ヨガ哲学を知ると

「なんて素晴らしい教えなんだ」と感動して

人に伝えたくなったりするけど

 

それはしなくていい、もしくは

「しない方がいい」くらいに個人的には思ってる。

 

 

もちろん

ヨガ哲学の講座をやりまーす。って募集して

参加したいでーす。って来た人には伝えればいいし

 

なんでも話せる相手に

ヨガの教えを知って感動してるねん。って話すことも

聞いてくれそうなら別に話していいと思う。

 

ヨガしてんねん。って誰かに話した時に

ヨガの深い話を聞きたがる人がいたら、そのときも話せばいいと思う。

 

 

 

 

ただ、困っている人を助けようとする目的で

ヨガっていう素晴らしい教えがあるよ〜って誘うのは

【ちょっと危険】かもしれない。

 

宗教の勧誘みたいになってしまうリスクがあるから。

 

その「良かれと思って」誘う行為が

宗教っぽさを感じさせてしまう。

 

 

 

そもそも宗教自体は悪ではなくて

良い教えはどんどん広まれば世界は平和になるのかもしれないけど

 

世の中には無数に宗教や教えがあって

どの教えを信じるかはその人次第

 

無理に勧誘したりするものではない。

 

 

 

宗教のイメージを悪くしているのは

 

信仰の自由を無視した無理な勧誘や

本来信仰するのに必要のない資金集めを行う

いわゆる「新興宗教」のせいなんやけど

 

ヨガだって、使い方によっては悪い宗教と同じになってしまう

 

 

 

「素晴らしい教えがあるよ〜」

「こんなヨガの講座があるから受けてみなよ〜」

 

って相手をコントロールしようとしたり

洗脳の手段に使えば、それは悪になり得る。

 

 

(コントロールする気はなくても、あまりに情熱的に話したりすると

それは相手にとって負担になり得る。)

 

 

 

 

もし勧めた相手がヨガを始めたところで

その人がヨガで救われる保証もないし

 

やりたくもないヨガをやらせて

その人の時間を奪うことになったら

 

それはヨガの戒律「盗まない」を犯すことにもなってしまう。

 

 

 

 

ヨガが素晴らしいから

みんなに教えたい

 

そう思うのは自然のことなのかもしれない。

 

 

 

 

でも一度立ち止まって

 

それは本当に相手のためになる?

押し付けになってない?

 

と自分を振り返ってみることはとても大事。

 

 

 

 

本当に興味がある、やりたい人にだけ

こんなヨガあるよ、って入り口だけ教えてあげるくらいでいい

 

 

ヨガに出会うべく人は

あなたが必死にヨガを勧めなくても

いつかどこかで勝手に出会って勝手に進んでいくから。

 

 

自然の摂理に任せればいい。