東京五輪に子ども達を巻き込むのはやめて頂きたいです① | つた えりなオフィシャルブログ「つた日記」by Ameba
5月28日に都議会の最大会派が、「オリンピック・パラリンピック開催に再度の延期を含むあらゆる選択肢を視野に入れるべきだ」との提言を発表しました。
ですが、その翌週から開催された都議会第2回定例会では一転してその大会派は都民から出された五輪中止の陳情に反対しました。
そして、先日の都議会の文教委員会でも同じく「延期もしくは中止を求める意見書」に賛同しませんでした。

そして、今回のG7の東京五輪支持宣言。 ⬇️

これが決定打となり、世界史上初となるパンデミック禍での五輪開催が、我が国の首都東京で行われることはほぼ確実となりました。

東京都の都議選もあります、オリパラもあります、このウイルスは変異を繰り返すため、ワクチンを打つことで全ての物事が解決するわけではありません。

ワクチンも、完全な抗体ができるのは2週間かかるため、本来であればその期間は免疫も弱る、2回目が完了するまでは外出を控えた方がよいことや、ブレイクスルー感染もアメリカ、日本でも報道されています。
また、1番関心の高い肝心の副反応のことについてや、
特に若い世代への影響に関しても
同様に報道がなければ、安心して打つことなどできない、というご意見も沢山区民の方から頂戴しております。

未だにワクチン接種も完了しきれていないのに
この期に及んでパブリックビューイングや子ども達の競技観戦についてなど、区内でオリパラの報告として配られる書類にも記載がされていることには疑問を感じております。

五輪開催期間は大人達には「テレワーク・デイズ21」と銘打ったテレワーク週間が要請されています。ですが、その一方で子ども達には積極的にオリンピック観戦等の外出を促すことになります。



子供たちに素敵な思い出を作ってあげたいという気持ちからの観戦計画であることは理解しているつもりですが、その計画にリスクがある以上、行政が率先して行うことではありません。

運動会や修学旅行等も中止してきた学校もあったのに、五輪だけは別格扱いなのでしょうか?

私は悲観論者ではなく、どちらかといえば「石橋をぶっ叩いてでも行きたい場所にいく」タイプの人間ですが、五輪開催に際しての心配は尽きません。今年の夏は気象情報等も心配なのです。

暑さ対策に関してはアサガオと打ち水だけが頼りですので、(傘帽子もありましたっけ)
参加される選手の方々、ボランティアの方々、競技観戦参加予定校の子ども達への健康への配慮、子ども達への熱中症、感染リスクに対しての配慮は特に、しっかりとして頂きたいのです。



葛飾区は柴又に聖火リレーを招致しています。
区内でのパブリックビューイング、子どもたちの五輪観戦も予定に含まれています。
区は状況を見て判断していく予定とのことですが、リスクが少しでもあるものは、先延ばしにすることなく自治体の意思で早い段階で回避すべきだと考えております。

保護者の方への説明も含め、徹底した危機対応を求めます。