⇧輸血が足りず、泣くチッチ。
新型コロナウイルス感染症の影響で、献血人数が減少し、血液不足が深刻な問題となりつつあります。
国民へのワクチン接種が決まった本年の2月22日時点で、ワクチン接種後に献血ができなくなる期間に関しての言及がされていないことから、血液の不足が生じないか懸念しておりましたが、mRNAワクチンを含むワクチン接種後、48時間の献血不可期間をとることで5/14日から、接種後の献血開始を適用することが、日本赤十字社から発表されました。
これが2021年2月22日時点での見解で
今回このように期間が特定されました。
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ですが、今月から献血可能年齢でもある65歳以上の方を対象とする大規模接種も始まりました。
(⚠️大規模接種会場のワクチン接種の対象年齢の中での献血対象者は65歳から69歳までの方です。
ただし、65歳以上の方の献血については、献血いただく方の健康を考慮し、60~64歳の間に献血経験がある方に限ります。)
更に、1日100万回の接種を目標とする考えも官邸から強調され、
各自治体が計画を立てて行っていた基礎疾患を有する方と高齢者施設などの従事者の方への優先接種と並行して、一般の方にも前倒しで接種を行うような国からの指示変更等の報道がされました。
突然の計画の前倒しに状況がついていくのか、一気に接種をする方が増えれば、それだけ献血不可の方が多く出て来るわけです。
輸血を必要とする患者さんのために、血液の滞ることのない供給が必要とされますが、関係機関とのすり合わせや調整ができているのかは分かりません。
予想される変異株の流入による現状悪化、これまでの自粛による血液不足のデータを鑑みると、輸血を必要とする患者さんに血液が届かない等、通常医療や手術に被害を及ぼしかねません。そのような事態を防ぐためにも
「ワクチンを接種する前に、できれば献血へのご協力を」
「ワクチン接種後48時間は献血ができなくなります」
といった呼びかけはできないでしょうか。
新型コロナワクチンと献血に関しての情報は、副反応の情報と同じように葛飾区でも積極的に広報していくべきだと考えております。
広報課さん、どうか宜しくお願い致します。
参考記事
jCASTニュース
日本赤十字社
メーテレオンライン
産經新聞