ひとつ前の記事に
と書きはしたものの、
正直なところ
理性では理解していても
胸の奥に何ともやり場のない
解消できない感情を抱えている
自分がいて
そして、思ったんですよね。
その時々の自分の気持ちを
受け止めてやれてなかったんだな、と。
失敗を貴重な学びとすることも
もちろん大事なことだけれど、
まずは自分の気持ちを
丸ごと受け止めることが先。
順番が逆だろう、と。
存在を認めてもらえなかった
私の中の悲しみだとか、怒りだとかに
でも自分が種を蒔いたのだから…と
自分を責める気持ちが絡みに絡んで、
ギューギューと自分をさらに締めつけ
追いつめていたんですね
と言っても、
ほとぼりが冷めるまでの少しの間、
口にはしたくない。
(追体験しちゃいますんでね)
そんな時にふと思い出したのが、
二十代から三十代にかけて
カウンセリングを受けていた
臨床心理士金盛浦子先生
(東京心理教育研究所HPに飛びます)
の著書でした。
あなたが自分自身を許し愛することは、
あなたの周囲すべて、
あなたに接する人々すべてを
愛し許すことと同じだからです。
どんなに惨めで、
どんなに縮こまっていて、
どんなにいじけていて、
どんなにつまらなく思える
自分でもかまいません。
そんな自分自身を
許してあげてください。
許したら愛してあげてください。
理屈なんかいりません。
「このままでいいんだ。
このままの自分が愛しい。」と、
自分の声で
自分に語りかけてあげてください。
その瞬間に、すべてが変わり始めます。
きっとあなたは
すぐには気づかないだろうけど、
自分を許して愛した瞬間から、
自分も周囲も
すべてが変わり始めるんです。
ありのままの自分を愛してあげよう(1995)
金盛浦子著 大和出版 pp.40-41
失敗を人生の貴重な知恵の学びとし、
よほどのことでなければ
必要以上に深刻に受け止めないこと。
そして、失敗した自分を許すこと。
失敗したくてする人なんていないし、
(いや、いるかもしれないですけど、
そういう変○は置いといて、笑)
自分を許せなかったら、
他人なんてもっと許せませんから。
自分も周囲も許せる自分。
そんな柔らかく軽やかで温かい
自分で在りたいと、
久〜しぶりに本に目を通しながら
あらためて思わされたのでした。