はるか昔の記憶ですが。
私が小学4年生の時の担任だった、
国語のT先生(男性)。
当時、三十代半ばだったでしょうか。
背が高く、スポーツ万能な熱血漢で
生徒にとても人気がありましたが、
そんな先生の口癖が
失敗万歳!でした。
失敗しても、それをもとに
次はどうしたら上手くできるかを考える。
そして、諦めずに
考えたことを次に生かせば、
もっと上手くできるようになる。
だから、失敗は成功の母と言うんだよ。
なんせ昔のことなので
記憶があやふやですが、
失敗万歳!とは
そういう意味なのだと、
教えてくれたように記憶しています。
帰宅して、母に
「先生からこんないいこと教わった~」
と話したら、
「そんな余計なこと、
子どもに教えないでほしい!」
と、反対に怒られてしまい、
先生のことを悪く言われたように感じ
ガッカリしたのを覚えてますが…
だからというわけではないですが、
二十代の半ばまで失敗を極度に恐れ、
何にも挑戦することなく
過ごしてしまった私でしたが、
それでも、先生の言葉は
こうして記憶の片隅に残っている。
ということは、小学4年当時の私は
そう在りたいと思ったのかもしれません。
失敗を恐れず
経験を学びという人生の糧として
大きな人間になれ
当時の先生の年齢を
はるかに越えた今、
ささやかながらも
自分にとっての「挑戦」を続ける
日々を過ごしながら、
あらためて、先生が
私たち生徒に伝えたかったことを
思い出す、今日この頃です。
ブログランキングに参加しています。
クリックありがとうございます!励みになります