これが現実なのかと

私は絶望していました。




当時遺書まで書いていた私が

想像していたものとは

かけ離れた世界が

目の前に広がっていたからです。




どうしてNさんたち家族だけが

苦しみ続けているの?



どうして人を死に至らしめるほど

苦しめた人たちが幸せになっているの?




どうして?どうして?どうして…




やり場のない怒りと悔しさが

込み上げてきて、

その夜は眠ることができませんでした。





あの時私が死んでいても

同じ現実が待ち受けていたのだろうか…




私が命を賭して

いじめ被害を訴えても

加害者たちには何も響かず、

変わらない日常を、幸せな未来を

送っていたのだろうか…