3日目も乗り鉄デー。秋田内陸縦貫鉄道(秋田内陸線)に乗って青森から再び秋田に戻る。ただずっと乗っているだけでは面白くないので最低1箇所は途中下車しようと事前に検討。この日の最終目的地、角館の宿にお風呂がないので阿仁マタギにある温泉に寄っていくことにした。
「マタギの湯」は駅から少し距離があり、事前に予約すれば日帰り入浴でも車の送迎をしてくれる。送迎は14:30までとホームページには書いてあったが、電話で事前に14:13に着、18:04発の電車に乗りたい旨伝えたら帰りも送ってくださるとのこと。タクシーは無いそうです(最寄りのタクシー会社が30㎞先)。
阿仁マタギにら14:13に着く電車に乗るには弘前を11:26に出る電車に乗る。それまでの間に弘前城を見学。弘前城から弘前駅は徒歩で30分くらい離れているのであまり時間はない。弘前公園の前にスタバがあるので朝イチでそこ行って青森のフラペチーノ飲んでから天守閣が公開される前に公園内を回り切って、天守閣オープンしたらすぐ入って…と計画していたが予想外に宿に朝食が付いていたので結局チェックアウトの9時ギリギリまでホテルにいてしまった(なお、ホテルの朝食は食堂で自分で盛ったものを部屋に持ち帰って食べるシステム)。
ホテルに荷物を預かってもらい、15分ほど歩いて弘前公園へ。
弘前公園前のスタバ、建物自体がレトロでおしゃれ!これは店内で過ごしたいけど、時間がないのでテイクアウトにして飲みながら公園内を散策します。
青森県のご当地フラペチーノはりんごストロベリー。ストロベリーの酸味の方が前に出てきて、あまりりんごは感じなかった。
天守閣のあるエリアだけ有料になっているが、もちろん飲食物は持ち込めないので暫く公園内をブラブラして飲み切る。ゴミ箱がぜんぜんないので警備員さんに訊いたら「捨てておきます」と預かってくれた。最近このパターン多いな。ありがたい。
無事に天守閣の見物も終え、荷物を置いているホテルを経由して弘前駅まで歩く。午前中だけで1万歩超えてしまった。
弘前駅のロビーにはストリートピアノがある。
時間もあるし、誰も弾いてなかったので初めてストリートピアノを弾くことができた。十数年前に南里くんがエキシビでやってた月光から津軽海峡冬景色になるやつ。面白かったので当時ピアノのネタ用に整えたんだが、めっちゃ久しぶりに弾いたわ。
11:26発の電車で弘前から鷹ノ巣へ。隣接する秋田内陸線の鷹巣駅への乗り継ぎは5分。1つしかない窓口で切符買うので最後尾の私は発車ギリギリだった。
りんご推しの青森から一変、秋田内陸線は秋田犬激推し。車内に飽きた犬の子犬の写真が並び、座席まで犬柄。これは乗ってて飽きないわ。
車窓の景色も最高。海岸線を走る五能線、山間を走る秋田内陸線、東北最高だな。単線なので山に入ると本当に車両の左右ギリギリまで木々に囲まれて、林の中を突っ切っていくような感覚。流れていく田園風景は電車のスピードだと草原に見えて、カザフスタンの車窓からの景色にそっくりだった。都内に住んでると忘れるけど、こうして定期的に地方に来てみると日本てけっこう田舎だね!いいとこたくさんあるね!
途中何箇所か見所になるとアナウンスが入って減速する。その中にいくつかあったのが田んぼアート。遠くから見てると何なのかよくわからず、ビールマンスピンで足持ってる途中?とか思ってたら…(笑)
犬を連れたマタギだった。すごい。
14:15、阿仁マタギ駅到着。宿泊客も同じ電車だったので、迎えに来ていた車で一緒に宿まで行く。
私はそもそもマタギとは何かがよくわかってなかったのだが(ドクターXで大門未知子がマタギに救出されてたあのイメージしかない)、山に入って伝統的な方法でクマなどを狩猟することを生業とする人のことを言うらしい。この「マタギの湯」に宿泊すると現役のマタギから話を聞けたりするそうだが、現役のマタギがいるということに驚き。
宿にはマタギの資料館が隣接している。ミニ資料館だと書いてあったがスマホで再生できる解説聞きながらだとけっこうボリュームあった。私的に興味深かったのはマタギはその射撃能力を買われて戊辰戦争に参加してたってことだな。
更に興味深いことに、50年くらい前にマタギがイエティ調査のためにヒマラヤに行ってるとな…マタギすげえ!万能!
お風呂上がりにアイス。なぜ栃木のレモン牛乳ソフトが…と思ってたんだけど、マタギ資料館見ると納得(マタギの始まりが栃木らしい)。オリンピックの柔道見ながら、車を出していただく時間までちょっと休憩。
18:04の秋田内陸線は少し遅れて阿仁マタギ駅に到着。19時少し過ぎに今回の旅の最後の地、角館に到着。角館、新幹線停まるしけっこう大きい駅なのかと思ってたら内陸線の角館駅は夕方以降は無人らしい。
宿は駅から歩いて20分くらいの所にあるレストラン兼ゲストハウス「風雅」。角館は観光地価格なのか全体的に宿が高めだったので、値段と武家屋敷へのアクセスでここに決めた。個室だがシャワー、トイレは共同。マタギで既にお風呂入ってこれ以上汗かきたくなかったので夕飯は部屋でコンビニ飯、というかおつまみ。ようやく朝すこしゆっくりできる所まで来たのでアルコール解禁。
部屋にはテレビもなく、やることもなくなってしまったので日付が変わる前にベッドに入った。さすがに疲れていたのか電気つけたまま寝落ちしたようだ。