宮城にオタ活しに行った話 | Dombyra-dee-dee〜中央アジアの無駄話とスケートとたまに旅行記〜

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中央アジアと日本を行き来しているくだらない日常とフィギュアスケートと旅行記など。カザフスタンの話とデニス・テン君の話が多いです。
コロナ禍以降はもっぱら国内旅行の話。最近は自分でも滑るのでその合宿関連多め。

気が付けば半年もブログを触っていなかった。いや、つまり、それだけ旅に出てなかったのだ。


8月以降ほぼ毎週末スケートの試合の手伝いがあり、平日の本業は秋から冬にかけてがピークで全く身動きが取れなかった。スケートで全国各地に移動するのでそのついでに観光したりはしてたけど、もうそろそろ限界だ。自分で移動計画を練って旅をしないと禁断症状がぁ!


というタイミングで、コロナ禍以降趣味に加わった二次元の推し活において、某ゲームのイベントで宮城県の多賀城市立図書館が舞台として使われた。これだ!これをなぞった旅がしたい!さらに図書館側でもコラボ企画としてゲームで使われた箇所にフォトスポットを設置しているというので、その最終日となる土日でさっと現地に行くことにした。


当初はそのゲーム仲間で新幹線による日帰りという計画も出ていたのだが、予定が合わず結局一人旅になったので遠慮なく貧乏旅で行く。しかし今回は夜行バスを使う無茶はせず、土曜の午前中に都内で別件を済ませてから午後のバスで移動し、一泊して翌日も夕方のバスで帰るという私にしてはやさしい計画。宿も最初はゲーム内で宿泊していた秋保温泉で探していたが到着時刻を考えるとごはんも終わってるし何もできないので、多賀城にある安いビジホにした。おかげで往復バス+宿代が新幹線の片道分と大差ないくらいで済んだ。




今回の計画が成立したのはひとえに多賀城市立図書館が夜9時まで営業しているおかげである。バスで仙台駅前に着いたあとすぐに仙石線に乗って着いた多賀城。その駅のすぐ目の前に図書館というイメージからはかけ離れたオシャレ施設があった。1階の半分は蔦屋書店が入っていて、スタバも隣接している。




図書館なので普段は撮影禁止だけど、掲示されているフォトスポットでのみ撮影可能。小道具も用意してくれている。




ゲームの舞台として使われたスポットは全部で8箇所あるが、圧巻なのが2階最奥から見た巨大本棚。ここが撮影できるのは嬉しい。




図書館見学を終えたら駅前にあるたん屋善次郎で牛タン夕食。時間が遅いからごはんは控えようと思っても進んでしまう青唐辛子味噌ととろろの罪深さよ。




宿は多賀城駅から歩いて5分ほどのところにあるニューキャッスルという古いビジネスホテル。大浴場があるものの男女入れ替え制で女性は20:00で終わり、夜〜朝は男性タイムなので入ることができなかった。だいぶ女に不利な時間割だなと思っていたのだが翌日になって疑問が少々解決。多賀城市は工場が多く、宿泊客も男性がほとんどだった。


せっかく宮城まで来たのだから作品の聖地巡礼だけで終わるのも勿体無いと思い、普通の観光地も行くことにした。今年はまだ初詣に行っていなかったのでここで済ますことに。仙台駅からアクセスしやすくメジャーなところ、ということで、仙台城跡のある青葉山公園内に位置する宮城縣護国神社に的を絞った。



地下鉄最寄駅の国際センター駅の前には荒川さん+羽生さん2の五輪金メダルの記念碑が。仙台来たら羽生結弦の1人や2人見つけられるだろう…とは思っていたがこんなちゃんとしたものに出会えるとは!




と思ったら仙台城って日本フィギュアスケート発祥の地、五色沼があるところなのね。




この五色沼、着いた時は緑のゴム製の床が貼られた駐車場か何かだろうか?と思ったけどよく見たら凍った池だった。これは本当に天然のリンクだわ…!しかも見た目絶妙に競技サイズに近い気がする。


次の移動も控えるのでさっさと初詣するために急いで向かう。神社とかお寺は参拝するときはだいたい登り坂なのでだいぶしんどかった。



そして伊達政宗の像があるところでもあった。仙台、何回か来てるけどほぼスケート絡みなのでこういうメジャーなところを観光するのはそういえば初めてだ。




お参りしたらすぐ駅に戻るために坂道を転がるように降りていく。仙台駅の中で迷って時間をロスしたが何とか10:30発の秋保温泉方面へのバスに乗ることができた。




秋保温泉は所謂温泉街という中心部があまりなく(あるにはあるが)、山あいの住宅街の中に温泉施設が点在しているような感じだった。ゲーム内ではモデルになったホテルなどは特に無かったが、日帰り温泉を受け付けている施設の中でイメージに近そうで、かつ自分でも入ってみたいところを写真で選んでホテル瑞鳳という所に決めた。到着が11:15頃、帰りのバスは13:19発。普段あまり長湯しないので時間が余るかなと思いきや、入り終わって髪も乾かしてからふと時間をみたら13:13!ホテル内をゆっくり散策する暇もなく慌てて飛び出したのだった。




仙台駅に戻って昼食はお寿司食べようと思って色々調べていたが、結局移動したり並んだりが面倒になり車窓から見えた回転寿司に飛び込んだ。私は食べられるネタがごく僅かなのでパネル先で注文できる回転寿司はありがたい。北海道もそうだけど、寿司どころのちょっとリッチめの回転寿司は美味しいからなぁ…。




バスの出発時刻まで1時間を切ったので駅に移動。お土産買って、最後にずんだシェイクをいただいて終了。弾丸旅だったがだいぶリフレッシュできた。今年は海外含めてちょいちょい旅するぞー!



↓今回の旅で初めて出会ってしまった宮城名物しそ巻き。ぱりぱりのしその中に味噌あんが入ってて何この美味しさ…これをつまみに一生酒飲んでたい…