Dombyra-dee-dee〜中央アジアの無駄話とスケートとたまに旅行記〜

Dombyra-dee-dee〜中央アジアの無駄話とスケートとたまに旅行記〜

中央アジアと日本を行き来しているくだらない日常とフィギュアスケートと旅行記など。カザフスタンの話とデニス・テン君の話が多いです。
コロナ禍以降はもっぱら国内旅行の話。最近は自分でも滑るのでその合宿関連多め。

あっという間に最終日。といっても帰りの便は日付が変わってからの時間なのでまだ丸1日観光する時間がある。朝起きたら喉の痛みは気のせいではないレベルになっていたが、咳も出ないし今ならまだ引き返せるはずだ。とりあえず常備している風邪薬を飲んで乗り切ることにする。


体調が万全ではないので無理はせず、朝食食べて11時のチェックアウトギリギリまでのんびり荷造り。今日はシンガポール各地に散らばってる私的気になる建物を廻るつつお土産を物色するのが主な目的なので、優先順位を決めて疲れたら途中でカットする作戦で行く。


まず最初にMRTで向かったのは少し郊外のBuona Vista駅。ここから10分ほど歩いたところに最初の目的地がある。




それは、スタバ。イギリス植民地時代の邸宅を改装した店舗で、シンガポールで一番映えるスタバらしいのだが、建物の全容が最も良く見えるはずの位置が木で覆われてしまっていていまいち良くわからなかった。ガイドブックで見る角度はたぶん隣のビルから撮っていると思うのだが、行ってみたらバルコニーには出れないと言われてしまった。




なおシンガポールにも限定フラペチーノ的なものがある(写真はマリーナベイサンズの中の店舗で撮影)。この時はキティちゃんとのコラボをやっていた。




で、それにしてみたのだがストロー挿したらリボンが沈んでしまい、何のフラペチーノだかよくわかんなくなってしまった。味は見た目に反してそんなに甘くない。そしてここでゲリラ豪雨が来ていきなり足止め。1時間半近くここに滞留することになる。


雨が弱まったのでBuona Vista駅に戻り、次の目的地へ。街歩きで最も行きたかった近く、カトン地区へ。中国人、マレー、ヨーロッパが融合したプラナカン文化の中心地で、可愛い建物や雑貨などを見たい。


MRTの最寄駅はEunosだが、観光の中心地はそこから歩いて20分くらいかかる。ガイドブックではタクシーを推奨していたが歩いてしまおう。




Googleマップで検索すると特に観光的な見所ではなく最短ルートを示されるのでそれに従って歩いたが、これが楽しかった。普通の住宅街のお家もオシャレ。




この地区の見所であるカラフルハウスもガイドブックで紹介されている所以外にもちょいちょい出てくる。




ここがよく紹介されてる最も有名なところかな。観光客がひっきりなしに撮影してるのでなかなか機会が回ってこない。




この向かい側は色が鮮やかで、これもめちゃ可愛かった。このピンクのお宅は車までピンクで可愛い。




この通りが中心地で、まっすぐ歩いて行くとカフェや雑貨屋さんなど女子向けのお店がたくさんある。日本人観光客も多く見かけた。いくつか入ってお土産を購入。ここらのオシャレカフェでお昼でも食べようと思っていたが、あまりお腹が空かないのでパス。次の目的地へ向かう。


カトンのバス停から次の目的地まではバス1本で行けるようだが、やっぱり喉の調子が悪いので一度バス停前のショッピングモールに入ってドラッグストアで市販の風邪薬とのど飴を購入。




カトンから中心部のシティホールまでバス移動。そこから5分ほど歩いてやってきたのはラッフルズホテル。お金がなくて泊まれませんけどね、この美しきコロニアル様式を眺めておきたかった。中庭やブティックは入れます。お土産屋さんも良かったけど結局何も買わず、記念にトイレだけ行っといた。


そうこうしているうちに17:00近くになり、夕飯で行こうと思っていたところのオープン時間を迎えるのでだいぶ遅い昼食に向かうことにした。2階建てバスの最前列を陣取って移動。



やってきたのはマックスウェルフードセンター。シンガポールの超有名なフードコート。




どのガイドブックにも必ず載っていた超有名店、天天海南鶏飯でチキンライスを食べる。ここだけ大行列で、通路に折り返して並ぶよう案内が出ていた。マップ上は17:00オープンになっていたがもっと前からやっていたっぽい。16:40頃に着いて、20分ほどで自分のオーダーが回ってきた。クレカも使えるので楽々。




シンガポール最終日にしてでようやく美味い庶民飯に出会えたよ…!


あとは朝食の定番と言われるカヤトーストを食べていない。このフードコートがあるチャイナタウンにはカヤトーストの老舗、ヤクン・カヤトーストもあるのだが、ハシゴする胃の余裕はないので諦めることにした。空港にもあるみたいだから、早く行けば間に合うかな。




中華街を少し歩く。この建物にあるポテトヘッドも行ってみたかったがお腹の余裕がない。


この後は再びMRTに乗り買い物天国で知られるオーチャードへ行ったが、元々行きたかった雑貨屋さんがいずれも閉店や休みで、結局高島屋内のTWGでお茶買っただけ。これならマリーナベイサンズで買っとけば良かった。他のお土産を探し歩く体力もないのでもう切り上げよう。残りは空港で買う。


ホテルのあるRochorのひとつ中心よりの駅はBugisだが、その反対はFarrer Parkという駅でリトル・インディアの最寄駅である。リトル・インディアは文字通りインド人街なのだが、ここにも一箇所見たい建物があるのでここで降りて1駅分歩いて行くことにした。




もう、なんか、駅に降りたったとたん人口密度が違う。インド人だらけ。ホテルのある通りから一本隔てた先にこんな異世界があったとは…。シンガポールは外国に来たという実感がわかないからインドあたりに刺激を受けにいかないとダメかもしれないとか思っていたが、このリトル・インディアの僅か10半ほどの滞在でお腹いっぱいになってしまったので私にはインドはまだ早いようだ。


なお見たかった建物は写真のテン・タンニア邸。しかしだいぶ疲れていてじっくり見ようという余裕がなかった…。


ホテルに戻って荷物をピックして、MRTで空港へ。Rochorから乗り換え1回で空港まで行ける。1日歩き回って汗だくなのでシャワーを浴びたくて、予め調べておいたHUB & SPOKEという所に行く。ターミナル2から外に出てだいぶ不安になるくらい歩いた先にご飯屋さんやレンタサイクルなど?の複合施設があり、そこのシャワーが5$で使える。入場にはチャンギ空港のアプリからチケット購入が必要。


シャワーの場所が思った以上に遠かったので、空港内のヤクンカヤトーストの店舗をラストオーダーまでに見つけ出す時間がなくなってしまった。東京にも店舗あるみたいだから今度行ってみよ。



その代わり、飛行機が出発するターミナル1の中にあるカフェでカヤトーストをいただいた。カヤトースト、美味っ。甘いパンにはあまり興味がないのだが、カヤジャムとバターの相性が良くて薄いパリッパリのパンとも合う。これはパクパク行けちゃうな。ラッフルズのカヤジャム買っとけば良かったな。


深夜発の飛行機は日本の朝8時頃に到着。それから空港内で疲れて暫くボーッとしてたので、家に帰ってきたのは昼頃だった。その翌日から咳が本格化し、病院行ったらコロナだったのだ…あーやっちまった…







中日のこの日はやることいっぱい。なるべく早くマレーシアに向けて出発するために早起きしようと思っていたが、朝ごはん食べたりしてたら結局ホテルを出るのは9時を過ぎてしまった。


マレーシア国境の街、ジョホールバルへ向かうバスはMRTの駅だと国境寄りのKranji、中心部近くだとBugis近くのバスターミナルから出ている。後者はホテルと駅の間くらいの場所だったので、こちらにホテルから歩いて行くことにした。




シンガポール↔︎マレーシア間のバスは朝夕は通勤ラッシュでものすごく混むと聞いていたが、土日はどうなんだろう…と思っていたら大行列だった。ターミナルを囲むように作られている通路に入り切らず、途中で列が折り返している。休みの日も物価の安いマレーシアに買い物しに行く人などで混むらしい。バス待ちに1時間要した。


ジョホールバル行きのバスは普通の路線バスか、黄色い車体のCauseway Link、赤い車体のSingapore Johor Expressがある。黄色い方は路線バスと同じようにタッチ決済可能、赤い方は現金でチケットを買う。これ、並んでて来たやつにのるのかな、チケット持ってなかったら初めから並び直しなんだろうか…と不安になったが、よく見ると足元にも黄色い線と赤い線があって列が分かれているようだ。赤い線はバスに乗る手前にチケット売り場があった。私は現金の持ち合わせが少ないので黄色い方で行く。


40-50分ほどで国境のWoodlands Checkpointに到着。ここで一度バスを降りる。運転手さんに一応、ここでピッするの?とジェスチャーで聞いてみたらが必要ないらしい。人の流れに沿ってエスカレーターを上がるとイミグレがある。シンガポール出国は自動ゲート。マレーシア側は入管がいる。電子入国カードの滞在住所がバスターミナルなのはやはり怪しかったのか質問されたが、日帰りですと答えると問題なく通れた。



また人の流れに沿ってマレーシア側のバスの停留所まで行く。ここからマレーシア各地へのバスが出ているが、ジョホールバルへ行くにはJB Central行きに乗る。シンガポール側から乗ってきたのと同じバスである必要はないが、同じ会社のバスに乗る。赤い車体の方はシンガポール側で買ったチケットが必要。黄色い方は乗る時にカードを再びピッする。これが降車清算になっているのか、バスを降りる時にはタッチの必要がなかった。




JBCrntralはそのままショッピングモールと繋がっている。シンガポール側もだが、中秋節の催事が行われている。このモール内の銀行ATMでお守り程度に現金を入手。ジョホールバル着いたらマレーごはんを食べようと思っていたが朝ごはんをたくさん食べたせいでお腹が空かないので、このまま観光に出かけることにした。と言ってもジョホールバルで行くと決めてたのはスルタン・アブ・バカール・モスクの1箇所のみ。国境ツアーでよく行くらしいマレー民俗村も気になっていたのだが、よくある観光客向けのお土産買え買え施設という口コミばかりなので外すことにした。


モスクまではちょうど良いバスが無さそうで、GoogleMapの案内では徒歩30分。それだけならいいけど、往復1時間と思うとけっこうしんどいな…




しかしやはり歩くことで見える景色というのはある。シンガポールでは目的地までMRTでダイレクトに行けてしまっていたので、マレーシアに来てからようやく外国に来たという実感がわいた。こちらに来てからは日本人を1人も見ない。地元の人しかいなそうな食堂に、ヒジャブを被った女性たち。現地の人の何気ない日常を見るのは観光名所を見ることよりも楽しい。




モスクが近づくとものすごい人で、みんな礼拝なのか…?と思いきや向かい側に動物園があった。




スルタン・アブ・バカール・モスクはマレーシアで最も美しい木造モスクと言われているらしい。礼拝の時間以外は一般客も入れるとのことだったが女性の場合はどうなんだろなと思っていた。ウズベクのアトラス柄のスカーフを頭に巻いて行ったが、「ムスリムですか?」と聞かれいいえと答えると入れて貰えなかった(宗教的なことで嘘はつきたくない)。結局30分歩いて外観撮っただけで終了。



疲れたので動物園からのシャトルバスに乗って帰ろうかなと思ったが、それもすごく混んでいるのでやめた。同じ道を通るのは退屈なので、少し遠回りになるが海沿いの道を対岸のシンガポールを眺めながら歩く。




街中に戻ってきた。この辺りで少し休憩しようかな、とカフェを覗いたり雑貨屋さんに入ってみたり。




涼を取るのと充電のため、アイス屋さんに入った。下ろした現金を使う機会がなかったのでここで使用。アイスでお腹いっぱいになってしまい、お昼ご飯を食べようという気がなくなってしまったので早々にシンガポール側へ帰ることにした。




JB Centralから直接入ってきたはずなのに、ショッピングモール側からCentralへの入口がなかなか見つからない…2階(だったかな)のお洋服やさんを突っ切るとCentralへ繋がる通路があった。




現金が余ったので、帰りは赤い車体のExpressのチケットを買ってこちらに乗ってみる。オフピークだからか、乗客は私入れて3人と行きの混沌が嘘みたいにガラガラ。帰りの車内は疲れてウトウトしていた。



今日はまだ長いので一度ホテルで休もう。その前に、あまりにも暑いのでせっかくホテルにプールもあるしちょっとリゾート気分を味わう。水温も温かく、安心して入れる。スッキリしてから30-40半ほど昼寝。うーんちょっと体調悪い気もするな…寝れば治るかな。




寝たら復活したので昨日と同じくマリーナ方面へ。土日の方がライトアップショーの回数が多いのでこの日に固め打ちすると決めていた(ちなみに天気のことは考慮していなかった)。




スーパーツリーグローブのスカイウェイは昨日よりも混んでいて1時間待ち。でも今日は登るぞ!朝ごはんとアイスしか食べておらず、さすがにあと1時間はお腹が持たないと判断し屋台でアメリカンドッグみたいなのを買ったが、これ買って食べている間に列は70分待ちに伸びていた…いいですいいです、気長に待ちます。




そしてこれが功を奏して、なんと19:45からのライトアップ「ガーデン・ラプソディ」の時にちょうど順番が回ってきてツリーの上から光と音楽のショーを楽しめたのだった。これはラッキー。


15分のショーの終わりと共に降りる。ツリーのライトアップは19:45、20:45のガーデンラプソディの他、土日月は期間限定で「ボレリアス」というショーも行われている。これも一緒に見るために土曜に来たのだが、21:00からのそれを待つ間に園内のフードコートで夕食にした。昨日はごはんだったから今日は麺にしよかな…と同じようなチキンライスとかがメニューにあるお店で豚肉の麺を選んでみたが(というか、チキンは売り切れ)、いかにも業務用という感じだったなぁ。




21:00からボレリアス鑑賞。こちらは木の間から出てきた霧に照明を当てた、神秘的な演出だった。このショーも15分ほどで終了。次はマリーナで行われる噴水ショー「スペクトラ」を見にベイサンズの方へ移動。




22:00のショーまでにモール地下2階の奥にあるスタバで飲み物を買う。なおシンガポールは22:00で飲食店以外での飲酒が禁止となり、コンビニなどでも買えなくなる。しかし、やることを詰め込みすぎててヌケモレを防ぐために旅先ではよほどの余裕がない限りお酒は飲まないので、私にとってはさほど苦痛ではない。




スペクトラはドバイのファウンテン見てる身にはちょっと地味に感じたかなぁ…真正面から見ればまた印象は違うのかもしれないが。


夜遊びしようという気もないので、スペクトラが終わったらすぐホテルに帰った。



シンガポールの実質1日目は王道のところに行こうと。連泊なのであまり気合いを入れすぎず、行きたい所の優先順位を決めて疲れたら他は後回しにするくらいゆるめに行こうと思っていた。




まずは朝食。謎の魚のすり身フライと謎の麺が美味しかった。他ビリヤニとかグリーンカレーとかお粥とか、移民の国の多様性を感じるメニュー。ゆっくり食べて部屋でモタモタ支度してたら11:00前くらいになってしまった。




ホテル最寄りのRochorから3駅先のDown Townで下車。昨日バスの窓から見た景色と一転、めっちゃ都会だ!高すぎて諦めたホテルたちを眺めながら、15分ほど歩く。




そして超王道のこの景色。マリーナベイサンズとマーライオンさん。1人だったので自撮り棒で試行錯誤しながら、マーライオンの水飲む写真も撮ってきた。


今日はマリーナベイサンズの中にあるTWGでアフヌンするのが一番の目的だった。アフヌンのメニューは14:00からなので、その前にガーデンズバイザベイの有料区域を見に行って、時間までにマリーナベイサンズに戻ってヌンして、夜になってからお船の上に行ってちょっと飲みながら夜景でも見るかーと思っていたが、もういきなりルートを変えることにした。暑い。日本の真夏のピークよりぜんぜんましだけどそれでも歩いてるとすぐ消耗する。対岸に見えてるマリーナベイサンズがここから歩いて15-20分、そこからその裏にある広大なガーデンの一番奥にある有料区域まで行くのに更に15分がしんどい。ということで、アフヌン前にガーデンに行くのは諦めてマリーナベイサンズの中で過ごすことにした。


とりあえずTWGの場所把握と予備調査。TWGのアフヌンは予約が不要との情報は各所に出ていたが、逆に予約はできないのか、ものすごく待った挙句入れないとかもあるのだろうかというのが分からなかった。



食事におすすめなのはマリーナベイサンズB2FのTea Garden店とのことだったので行ってみる。地下2階のけっこう奥にあるのでそこまでもかなり歩く。店員さんに聞いてみたところ1人なら予約しなくても入れるから14:00以降にきてくださいとのこと。あと2時間強か。今からガーデン行ったら間に合わないので先に展望台へ登ってしまおう。17:00以降のピークタイムじゃない方が安いしそれでいいや。




というわけでモール内をうろうろしながらホテルの入口へ。選ばれし者たちの高級ホテルと思っていたが、有名なところなのでちょっと奮発して泊まってみましたという雰囲気の普通の日本人観光客も多かった。



エレベーターでビューンと頂上へ。到着するとすぐカメラマンが寄ってきて記念写真撮られる。それ、有料ですか?と一応聞いたら、あとで現像するとお金取られるらしい。展望台はお船の先端の部分。へりまで行くとけっこう怖かったね…。




あの有名なプールはお船の中腹にあって宿泊客しか入れないので遠くから眺めるのみ。いつか泊まってプールにも入りたい。


エレベーターで下に降りる前に先ほど撮った写真の販売所がある。さすが良いカメラで撮っていただいた作品、めちゃ出来が良かったので迷ったのだが1枚50$は高すぎるー!なおアルバムにしたりとかガラスのブロックにしたりとかもあるようで、全部セットだと120$だった。


方向オンチなのでホテルからモール側になかなか戻れず何度進んでもカジノに出てきてしまうというのを何回か繰り返し、なんとかモールの地下2階に戻ってきた。疲れたので14:00までの約30分を少し休みたく、TWGよりさらに最奥にあるスタバとフードコートを覗いてみたが、どちらも満席で座れない。ゆっくりトイレ行ったりして時間を潰し、14:00の10分くらい前にTWGに戻ってみると既に何組か並んでいたが、これならすぐに入れそうだ。




案の定すぐに自分の番が来て、念願のTWGのティータイム!スコーンとマカロンは絶対欲しかったのでどちらも入っているFORTUNEというメニューにしたが、事前に見てきた情報よりかなり値段が上がっていてびっくりしてしまった。確かに私が見てたの2018年の情報だったから古いのだが、その当時39$だったこのメニューが現在は60$!そこにサービス料加わって日本円で8000円超えてたからな…。しかし、紅茶もフードもとんでもなく美味しかった。お金に余裕があったら茶葉を大量買いして帰りたかった。


TWGでゆっくり休憩できたので、腹ごなしに歩いてガーデンズバイザベイへ。奥にある2つのドーム、クラウドフォレストとフラワードームのセット券を買う。





まずはクラウドフォレストへ。滝の流れる巨大な塔の周りに様々な花が咲き乱れる。エレベーターで最上階まで行って、そこから回廊を螺旋状に降りてくるような作り。各階にテーマが設けられていて、その高度で変わる植物の種類だったり、環境問題だったりが取り上げられている。




日本じゃなかなか見られない熱帯ぽい植物もいろいろ。



続いてフラワードームへ。こちらは世界の様々な庭が見られる大きな温室で、現在はモネをテーマにした展示が行われている(なお庭は見れるが、中で行われているモネ展は別料金)。モネの絵を再現した庭たちが可愛かった。




このままスーパーツリーをちょっと見て、木と木の間にかかっているスカイウェイも登っちゃおうかなと思ったが40分待ちで諦めた。ライトアップショー関係は土曜にまとめようと思っていたので、その前にもう一回来よう。マリーナ名物のスペクトラもあと1時間待てば始まるが、いい。明日の準備もあるから今日はもう帰ろう。ということで19:00頃離脱。マリーナベイサンズに戻って中で直結しているMRTの駅からホテルへ戻る。




戻る前に夕飯は食べようと、昨日通ったホテルまでの道の途中にいくつかあるフードコートでごはん。




とりあえずチキンライス食べてみるかと思って注文したが、焼きだから想像したのと違った。骨が多くて食べづらかった。ここのお店はカードが使えなかったので現金払い。20$しか持ってないうちの半分を使ってしまった。


ホテルに戻ってから必要だったのは翌日の国境越えの準備。マレーシアも電子入国カードの登録が要るし、シンガポールも一度出国してしまうのでもう一度登録が必要になる。




マレーシアの方は日帰りだと滞在先の住所に何を書けば良いのかよくわからず、でも埋めないと進めないのでとりあえずバスターミナルの住所書いといた。問題はシンガポール。一度すんなり入力しているはずなのに、何度やっても質問に答えたことにならず先に進まない…試行錯誤の結果、どうもアプリから登録するとこれに該当する質問項目が出てこないようで、回答していない扱いになるようだ。ブラウザからだともう1問あったので、それに答えると登録ができた。もうちょっと使いやすくしてくれ…










コロナ禍以降、気付いたら5年も海外に出ていなかった。コロナで足止めされている間にオタ活に目覚めてしまいそちらでお金がどんどん飛んでいく上に円安が進みまくって全く出る余裕が無くなってしまったが、このままだと2015年4月に(キルギスで)更新した10年パスポートが後半5年を使わないまま終わってしまう。それは勿体なさすぎる。ということで今年中にどこかしら海外旅行に行くことを目標にしていた。


行き先の選定基準は

・初入国のところ

・週末+αくらいで行けるところ

・旅勘が鈍っているので、比較的難易度が低いところ

・かつ、陸路国境越えが経験できるところ


これに当てはまるところで安い航空券とタイミングが合ったところにしようと考えていて、おそらくシンガポールあたりだなと思っていた通り、ZIPAirのセールに乗っかることにした。


実はシンガポール、過去3回行けるチャンスはあったのだがそれぞれ異なる理由で頓挫している。4度目の正直にならなかったらどうしよう…という不安で体調管理とか遅刻とか忘れ物には気をつけていた。


航空券の価格の関係で、今回は1.5日休みを取ってシルバーウィークの前半で3泊4日、連休最終日の朝に日本に着いて余裕を持って翌日からの仕事に備える計画(が、後にこの計画は崩れることになる)。


9月12日(木)、ギリギリまで仕事して成田空港へ出発。空港内で何かする余裕もなく搭乗時刻を迎えた。現地での支払いはほとんどカードで賄えそうだが、微妙に約2000円分だけシンガポールドルに替えておいた。機内はWi-Fi使えたが重いアプリは開けなかったので楽譜書いたりしていた。


約7時間後、飛行機着陸。予め買っておいた現地SIMに入れ替え、無事に電波が繋がることを確認する。ちなみに使ったのはこれです。1000円ちょっとでシンガポールもマレーシアも5日間使い放題なのでとても楽だった。


シンガポールは事前に電子入国カードの入力が必要で、これは入国3日前からできるので日本で登録していた。空港での入国はスタンプはなく、パスポートをスキャン→指紋をスキャン→顔認証で、その間にそのゲートの向こう側にいる入国管理の人が事前に登録したデータと照らし合わせてるのか、何回スキャンしても通らないなーと思ってたら急にゲートが開く、みたいな感じだった。


なお、旅勘の衰えというのは本当に恐ろしく、私はこの時「あれ?荷物のピックアップって入閣前?後?」と狼狽えていたのだった。そんな荷物もけっこう早く出てきたので、早々に市内へ向かえることになった。


チャンギ空港から市内への交通手段はいくつかあるみたいだが、23:05着の飛行機でMRTの終電が23:20くらいのようなのでこの選択肢はないかなと思っていた。時間はかかるが各ホテルに順繰りに向かってくれるシャトルバスがあるらしいと聞いていたのでそれで行くつもりだったが、乗り場が見つからない。



そして予定より少し早く到着したのか、現在時刻23:15。これギリギリ終電間に合うのでは?と見切り発車でMRTが出るターミナルまで移動してやってきた列車に乗ってみた。シンガポールのMRTやバスは支払いはカードタッチだが、Plusのついてるクレジットカードなら直接タッチ支払いが出来るので楽。海外カードだと若干の手数料が取られるが、それを加味してもプリペイドカードやツーリストパス買うより安そうという判断。


市内の移動についてはガイドブックなどで仕入れた情報でいくつかアプリを入れてきたが、泊まるホテルが新しいからか検索しても出て来なかった。GoogleMapで調べてみるとヒットし、どうやら終電は2つ先の駅までしかいかないようでそこからは路線バスになるようだ。移動については結局その後アプリを使うことはなく、全てGoogleMapで解決した。



 

Tanah Merah駅で降りて路線バスに乗り換え。せっかくなのでスーツケース抱えたまま2階席に行ってみる。



窓から見える景色は、うん、中華だなあ。木曜の深夜にも関わらずローカルな食堂みたいなとこで飲み食いしてる人がけっこういるの、いいな。


バスは日本と同じく降車ボタンを押すと次の停留所で止まってくれる。停留所のアナウンスはないが(最近はあるのも)、GoogleMapで現在地が確認できるので安心。4つくらい前の停留所で1階に降りて、ひとつ手前の停留所を過ぎたらすかさずブー。




ホテルはMRTのRochor駅が最寄なのだが、バスはその1つ手前のBugis駅を少し過ぎたところで停まる。そこからアルマティのジベック・ジョリみたいな、ショッピングモールの間のタイルの道を10分強歩く。




今回予約してたのはMiというホテル。移動型の旅なら寝れればいいのでドミでいいんだけど、連泊なら個室で落ち着きたい。しかしシンガポールはホテルが高い。1泊2万切るとなにかしら不便だったり口コミがうーん…だった。評価の高い順に見ていって金額や他の条件(駅近とか)から総合的に判断してここにした。



ここに決めたのは、MRTの駅が近いことと、新しいので部屋が綺麗という口コミ。かつ、プールとかもあるのでリゾート気分も味わえるかなと。お部屋はすっきり清潔で、カザフカラーなのも良い(関係ない)。




しかし、私はパーシャルビューの部屋を選択していた気がするのだが、パーシャル、ビュー…???(写真は翌朝撮影)正解なのか不正解なのかわからないが、でも荷物も出し切っちゃって移動も面倒だったのでもういいや、となった。シャワー浴びて就寝。



最終日は帰るだけ。前日は酔って何もする気が起きなかったので5時に起きて荷造りする(そうならないように旅先では移動日の前はお酒を控えることが多いのだが、今回は誘惑に負けた)。


この規模の宿でドライヤーはないだろうと思い前日はまくらにタオルしいて寝たのだが、朝になってテーブルにある箱を開けたらまさかのダイソンが入っていた…気付きたかった…。



チェックアウトする時もにゃんが出迎えてくれた。2匹いるのかな?にゃんたち元気でね〜。




せっかく香川まで来たのでギリギリまでうどんを堪能する。駅の近くに朝からやってるチェーン店があった。




丸亀製麺とかと同じオーダーシステム。



高松駅前のバスターミナルから空港行きのバスが出ている。人の多いGWこそ本数出して欲しいのに7時台の3本はないので7:54発のに乗る。バスターミナルで既に満席で、途中の停留所から乗ろうとした人は1本後ろのに乗ってと断られてたが、それも乗れなかったらどうするんだろ?


空港はGW最終日で大混雑。手荷物検査に時間がかかるのアナウンスが何度も流れるのでゆっくりお土産見ることもできず、結局お土産の一部は東京帰ってきてから新橋にあるアンテナショップで買ったのだった。