冬瓜の皮と種は捨てずにスープに♪
沖縄夏野菜で定番の冬瓜
野菜屋さんでゴロゴロと転がる時期です
昔のように大家族が少なくて最近では小ぶりの冬瓜が人気なんだそう
夏の野菜なのに冬という字が入るのは
皮をむかなければ冬まで持つことから名付けられたと言われています
6月から出始めて9月頃まで出回りますが
8、9月頃の皮に付いている産毛のようなものが取れた頃の皮と種
通常捨ててしまいますが、実はとってもすごい力を持った食材なのです
熱を冷まし体の余分な水分やぬめりをとる力
冬瓜の実はもちろん皮や種にもそれぞれに体を助ける力があります。
皮には栄養がある、とよく言われますが
冬瓜の皮も冬瓜皮(トウガヒ)
種は冬瓜子(トウガシ)と言われ漢方薬としても使われます
熱を冷ましたり体の中の痰(水分の滞り)を取る作用があると言われるので
普段は実を食べますが熱がこもったりむくんだりする時は
皮や種を乾燥させたものをお茶パックなどに入れて一緒にスープに入れて煮込みます
皮と種を乾燥させて
(本来は天日干しですが沖縄の梅雨時期はカビてしまうので食品乾燥機使用)
種は細かいのでティーパックに入れてくださいね♪
だしに皮と種を入れたパックを入れて
冬瓜の実を入れる。
今回の具は熱を冷ますモロヘイヤをプラス
そして、お腹を温める鶏肉と乾燥生姜で冷えすぎないように
バランスを取って塩味で仕上げててきあがり~
今年の沖縄は異常に暑い!!
食事でバランスを取ってくんちをつけましょう~