結局一泊となった弾丸香港、最終回。

本日は泊まったホテルとそのホテルを選んだ理由、そしてデモのことです。

 

 

香港 スカイシティ マリオット ホテル

 

結局1泊となった香港滞在で宿泊したホテルは、香港国際空港すぐそばにある「香港スカイシティ マリオット ホテル」でした。

 

広くはないですが、人の出入りが絶えずあって活気のあるロビーは、一面窓。明るくて気持ちが良い空間。

 

その大きな窓から見えるのは、

香港国際空港でした。

 

 

スカイシティ マリオットは空港直近、東涌駅まで10分

 

ロビーの向かいに見え、空港のターミナルや発着階を回っている間にも見えるほど、空港直近にある香港 スカイシティ マリオット ホテル。

 

 

最寄駅である東涌(トンチョン)駅へも10分ほどの場所。

 

東涌駅からは一本で九龍駅&香港駅(中環(セントラル)直通 徒歩5−8分)へ行けるので、利便性も悪くありません。

 

 

空港と駅、どちらへもホテルからのシャトルバスが出ていて、デモが行われている場所と今回の用事がある場所を考えて選んだホテルでしたが、思った以上に良い選択でした。

 

結局、諸事情で1泊に変更になりましたが、連泊して中心地へ行ったとしても、問題なかったと思っています。

 

 

客層が広く、誰でも泊まりやすいホテル

 

日本人、アジア人、欧米人。

 

観光客多めですがビジネストリップのような方もちらほらと。

 

一人の方、パイロットやクルーの一団、団体客、家族連れ、友人旅行とおぼしき若い方、ご夫婦。

 

広い客層だったため、どんな方も宿泊しやすいホテルだと思います。

 

 

部屋はロビーの窓からと同じ方角の眺めの部屋と、飛行機の離発着が見えるエアポートビューのお部屋があります。

 

飛行機オタクのケがあるしろはエアポートビューの部屋が良かったようで、部屋に入った瞬間一目散に窓へ。

 

しかしそこに広がるのは、ロビーの窓と同じ眺め。「見えないし〜!」と不服を漏らしていました笑

 

 

(ルームサービスはこんな感じ

弾丸香港④ 塩漬け卵、鹹蛋(シエンタン)をトッピングしたおかゆの朝ごはんが美味。

 

 

空港へ東涌駅へ、無料シャトルバスあり タクシーも便利

 

香港 スカイシティ マリオット ホテルは、スカイシティにあるマリオット系列のホテルです。

 

 

ホテルから空港へは車で約5分、最寄駅の東涌(トンチョン)駅へは約10分。

 

どちらへもホテルからの無料シャトルがあり、空港シャトルは朝5時から深夜12時半まで運行されています(Tel +852 39691888)。

 

東涌駅からホテルへの最終は22:00(ホテル発は21:30)。日中は30分間隔で運行しているので、少し待てばバスが来る感じでした。

 

 

とはいえ、どちらへもタクシーを気軽に使える距離。

 

HPによれば、空港から22HKD(=300円ちょっと)が目安とのこと。東涌駅までは700円ぐらいだった気がします。

 

香港の夏は湿気&くらっと来るほどの暑さの日もあるので、タクシーも上手に使うのありです。

 

 

空港や駅はもちろんですが、ホテルでもタクシーが待っていることが多く、いなくても5分から10分で来てくれます。

 

 

空港からホテルへのシャトルバスの乗り方

 

空港からホテルへのシャトルバスを乗る時は、到着ロビー内にあるマリオットホテルのインフォメーションカウンターで情報を得ましょう。

 

というのも、今空港が工事中のため、以前とシャトルバスの乗り場が違うそう。今後変更するかもしれないので、要確認です。

 

 

 今回の場合

バッグを取り検閲をすぎ、ターミナル1の到着ロビーへので出口(制限内から制限外への出口)は2つあります。

上の地図だと丸で囲んだ部分、Bの出口の前に、各ホテルのインフォメーションカウンターがあります。

image

このうちマリオットのカウンターは「B05」。そこでホテルへのシャトルバスの場所を聞き、

image

バス乗り場へ向かいます。

 

現在は、ターミナル1のAirport shuttle bus pick-up point(エアポート シャトル バス ピックアップ ポイント)の11か12(ターミナル2は 29か30 )が、香港スカイシティ マリオット ホテルのシャトルバスの乗り場となっています。

 

ただ変わる可能性もあるので、→HP←を確認するか、前出のホテルインフォメーションカウンターで確認しましょう。

 

 

無料シャトルの運行時間は、朝5時から深夜12時半までです。

 

 

アーリーチェックイン、レイターチェックアウトがいい

 

このホテルの良かったところは、空港直近なところ、駅までも近いこと。

 

そして規定のチェックイン時間よりも早くチェックインするアーリーチェックインと、規定のチェックアウト時間よりも遅くチェックアウトするレイターチェックアウト。

 

 

今回深夜便を利用したので、空港に着いた&待ち合わせは朝6時前でした。

 

もともと一旦ホテルでチェックインだけして、荷物を預けて動くつもりだったので、空港で朝食を食べた後、早い時間にホテルへ到着。

 

正確な時間は覚えていませんが、少なくとも朝8時前にはホテルに着いていました。

 

 

結局、部屋が用意できていないといことで、予定通りチェックインと荷物を預けてホテルを出ましたが。

 

・ホテルスタッフの言い方だと、部屋が空いていたら通してくれる言い方だった

・部屋が用意できると言われた時間がチェックインタイムよりも早かった

 

そして活気がある分ざわついていますが、ロビーで待ちますかとも言われたので、未確認ではありますが、チェックインタイムよりも早い時間でも部屋に通してもらえそうです。

 

 

そしてレイターチェックアウトは、できます。

 

事情があって午前中の予定をキャンセルしたので、あとは香港であった用事のみ。

 

それならばとレイターチェックアウト希望を出発する日の朝伝えたところ、あるだろうと思っていた追加料金もなく、2時間チェックアウト時間を遅らすことができました。

 

長時間は無理かもしれませんが、空港そばで行動の仕方も多様だと思うので、自分の都合に合わせてアーリーチェックイン&レイターチェックアウトの活用は、おすすめです。

 

 

香港 スカイシティ マリオットホテルのマイナスポイント

 

香港スカイシティ マリオット ホテルのマイナスポイントがあるとすれば。

 

ホテル周りには何もなく暇つぶしがないところと、ホテル内にはいくつかレストランも入っているので食事には困りませんが、コンビニが近くにないところ。

 

一番近いコンビニは、ホテルから橋がかかっているアジアンワールドエキスポ内のセブンイレブンなんですが、閉店時間がとっても早く使い勝手がよくありません。

 

(お隣にあるスカイピアは、フェリー乗り場は外から入れない?ようなので、要注意)

 

 

そしてフロントデスクにいた方笑、愛想が悪すぎる!

 

けれどドアマン?コンシェルジュ?の方数人は、どの方も気さくでした。

 

空港へのバスの時刻を聞いた私たちに「少し時間があるので、そちらにかけてお待ちください」と椅子を勧めてくれ、バスが来たら声をかけてくれたり。

 

ここでプラマイゼロでしょうか。

 

 

そして私たちがあたったホテルスタッフは英語を定型で覚えているので、言い回しができない。

 

私の英語をわかってくれても、あちらの英語が聞き取れず聞き返しても同じ文言しか返ってこないのが、こまりものでした。

 

まぁ私の英語力もあるんですけれど、、、。

 

 

香港 スカイシティ マリオット ホテルの周辺スポット

 

香港 スカイシティ マリオット ホテル周辺には、ほとんど何もありませんが。

 

・香港国際空港(車で5分)

・Asia-World Expo(アジア ワールド エクスポ)(歩いていける)

 

が、あります。

 

 

東涌駅からは、パワースポットとしてるるぶに載っていた観光名所の大きな野外大仏「天壇大仏」(ディンダンディフォ)へ行くロープウェイの入り口があります。

 

これ行ってみたかったので、次回!

 

 

そして隣駅にあるディズニーランドへも車で10分ちょっと、タクシーで1500円ぐらいのようです。

 

 

香港スカイシティ マリオットホテルを選んだ理由はデモを考えて

 

今回用事があっての渡航だったため、デモが悪化しても予定を変更するつもりはなく、香港の情勢を注視していました。

 

最初の頃は政府がある香港島の中環(セントラル)や湾仔(ワンチャイ)で行われていたデモが、観光に害があるから行われないと言われていた九龍(クーロン)島の尖沙咀(チムサーチョイ)や他のエリアでも行われるようになりました。

 

 

香港を訪れると、土地勘があり動きやすい九龍島の尖沙咀(チムサーチョイ)に泊まるんですが、尖沙咀でデモが起きた時点で繁華街に泊まるのはやめて、少し田舎にある空港そばのホテルを選ぶことにしました。

 

そして選んだのが、今回滞在した香港スカイシティ マリオット ホテルでした。

 

 

私たちが行ったのは、香港行政長官が逃亡犯条例改正案を撤回する前。

訪れる少し前には、香港国際空港が機能不全になるほどのデモがあった頃です。

 

だから決して空港そばが安全と思ったわけではありませんが、直前に空港閉鎖するほどの大規模デモがあったこと。

 

その後、空港へのターミナルへのアクセスが制限されたことなどを考えて、流動的にデモが発生していた繁華街よりはと、こちらを選びました。

(空港に貼ってあった条例の告示)

 

結果として、デモにも警察との衝突に巻き込まれることもなく、のほほんと旅行してきましたが、デモも衝突も流動的。

 

私たちのタイミングではこのホテル選びは正解でしたが、全ての人の正解ではありません。

 

そう感じたのは、私たちが出国した後にホテルの最寄駅東涌でデモがあり、ホテル周辺に酷似した場所をテレビで見たから。

 

香港を離れた後でしたが、さすがにドキリとしました。

 

 

今回ホテルを決めたのはしろですが、東涌駅でデモをあったこと、MTRの半数以上で何かしらの被害があったことを考えれば、駅直結のホテルよりは、少し離れていたホテルでよかったのと思います。

 

(結果論かもしれませんが、、、。)

 

 

 

私がみた今の香港は、日常の風景

 

そこまで香港の街中を歩いていませんが、私が訪れた場所は特に混乱もなく、日常が広がっていました。

 

けれどデモは流動的に、日常的に起きています。

 

 

実際、政府や警察に協力的だと非難されている、市民の日常の足として使われている地下鉄(MTR)は、160ある駅の半数以上が破壊や放火の被害を受け、5億5000万円の被害総額にのぼると報道されていました。(参照→MTRの破壊損失5.5億円、警備部隊創設も by NNA ASI

 


 

在香港者によれば、一時期よりは落ち着いた感じもするけれど慣れたのかもしれない。とのこと。

 

けれど移動中に人が集まっていたり、怖さを感じることや、デモの影響で、行動を二転三転させなければならないこともあるそう。

 

今もデモは行われ、先日は初めて爆弾が使用されたと報道されていました。

過激派は過激になっている現状があります。

 

image

(香港在住者より送られてきた、中環(セントラル)は張り紙)

 

香港に広がる日常、と過激行為。どちらも現状です。

 

 

香港国際空港でのデモの影響

 

今回の旅行でデモを近く感じたのは、空港でした。

 

香港国際空港周辺は、現在制限エリアになっています。そのため搭乗券のチェックがあり、ない人は建物の中に入ることはできません。

(チェック待ちの列到着ロビー)

(チェック場所 出発ロビー)

 

アメリカのセキュリティのように混んではいませんが、少々時間を取られるので、あらかじめ時間的余裕をもって行動がおすすめ。

 

 

そして建物内のエレベーターが使えないので、到着&出発時以外、到着階と出発階の行き来は建物外でしなくてはなりません。

 

目立つところにエレベーターやエスカレーターがないので、近くにいるスタッフの人にまず聞くのが省エネ行動でした!

 

 

安全な香港滞在のために、自衛は絶対!

 

無事に旅行を終わらせるために、危険な目にあわないためには自衛が必要です。

 

現在デモの影響で、外務省がは発表している香港の危険レベルは危険1。

普通のエリアなら夜歩ける香港ですが、このことを念頭にトラブルに巻き込まれない注意しました。

 

 

危険エリアには近づかない

安全のためにいくつか近づかない方がいいと判断した場所があります。

 

・警察署 (金鐘が一番大きいが、地方警察署周辺でも衝突がある)

・政府関係施設 (湾仔)

・デモが起きているエリア

 

デモの気配を感じたら、とりあえず撤退!です。

 

黒い服は避ける

デモ隊は黒い服を着ているので、黒いティシャツは着用しない方が無難。

 

黒い服はデモを支持していると言う含意があり、加えて一時期白い服(中国政府支持)の人に狙われていました。

 

今回香港在住者と会った時、無意識に黒いティシャツを着てきてしまったけれど、やっぱり怖いなと後で着替えていたぐらい。

 

トラブル防止のためにも、黒い服は避けましょう。

 

 

そしてアメリカに在住の方はあまりいないと思いますが、条例で禁止されたマスクもしない方がいいです。

 

 

情報収集をおこならない

あらかじめ予定されているデモがあります。その場所へは近づかないこと!

 

知人の香港在住者は、台風19号で有効と思ったtwitter(ツイッター)で、デモの情報収拾をしているそうです。(やっぱりツイッターって、情報が時早いんですよね、、、)

 

レノンウォールには近づかない

香港応援メッセージが書かれた壁をレノンウォールと呼ぶそうです。トラブルに巻き込まれないためには、近づかない方が無難です。

 

デモは午後から、土日が多い

以前とは違い、会社を休んでもデモに行く!というのは減ったそうです。

もともと土日や夕方からデモが行われる傾向があったようですが、いまもその状況は変わらず。

 

なので私たちはもともと、夕方にはホテルに戻ってくるプランを組みました。

 

夜は静かに過ごすのが良し!

 

たびレジに登録する

外務省の安全情報発信サービス →たびレジ

 

たびレジは、「外務省による、在留届の提出義務のない短期渡航者を対象にした登録システム。登録すると滞在先の緊急情報や安全情報をメールで受け取ることが出来る(ウィキペディアより)」システムです。

 

何かがなければ一番いいけれど、日本政府に私は香港にいると伝えるためにも、登録をおすすめします。

 

 

ちなみに日本領事館があるのは、中環です。

 

 

安全に楽しく旅をする!

 

諸事情で結局1泊香港となった弾丸旅行は、心のころりもありつつ、無事に終えることができました。

 

美味しいもの食べれたし、香港在住者にも会えたし!よし!

 

image

(Liberate Hong Kongと書かれた看板)

 

今香港旅行をされる方は少ないと思いますが、日本人在住者も多い香港なので、必要あって渡航する方もいるはず。

 

怯える必要はないと思いますが、安全確保は必須で、冒険はしないほうがいいです。

楽しい香港滞在にするためにも、安全第一です!

 

 

 

これにて、弾丸香港旅行完!

お付き合いありがとうございました。

 

 

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弾丸香港シリーズ

弾丸香港① 世界一安いミシュルラン Tim Ho Wan(ティム ホー ワン)

弾丸香港② 空港そば 東涌駅シティゲートの美味しいレストラン 満楽 潮州酒家

弾丸香港③ 香港国際空港で、ミシュラン掲載店支店の海老ワンタン麺を食す

弾丸香港④ 塩漬け卵、鹹蛋(シエンタン)をトッピングしたおかゆの朝ごはんが美味。

弾丸香港⑤ 空港直近、香港 スカイシティ マリオットホテル滞在は、デモの影響を考えて

 

番外編

私的新食材 香港人の大好物シエンタンを乗せた、本格中華粥で美味しい一食

香港土産のおいしいエビ麺を使って、中華そばでおひるごはん。大満足。

 

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JR東日本だとsuicaに当たる香港のICカード「オクトパスカード(Octopus Card)」。

香港旅行の必須アイテムです。

 

 

次にいつ来るかわからないと思っていも、電車やバスを使うなら、持っていた方が断然便利。

 

以前、買わずに旅行したことがありましたが、小銭が必要だったり、お釣りが出なかったりで右往左往したので、一回でも使うならあったほうがいい!

 

日本のようにコンビニでも使えるので、最後空港で使い切ることもできるので、買った方がいい!

 

 


香港への旅行者は、香港空港の到着ロビーでオクトパスカードを購入する方がおおいはず。私も今回、香港空港で買いました。

 

 

購入できるのは

到着ロビー中央にあるこのカウンターか、

その左右に設置されている、機械。

 

行き先が決まっている場合や、オクトパスカードのみを購入するなら機械が断然おすすめ。

 

というのも時間帯によって、カウンターには長蛇の列ができていて、

相当待つことになるので。

 

 

機械でも、オクトパスカードの他に、市街地への電車エアポートエクスプレスも買えます。

 

クレジットカードも使え、オクトパスカードの最初の値段も100HKDと200HKDと選べます。

 

英語表記ですが難しくないので、まず機械を試してみてから、ダメだった場合だけ列に並んだ方がいいと思います。

 

 

そしてオクトパスカードへの追加チャージは、街中であればセブンイレブンや、駅であれば専用の機械や窓口で行うことができます。

 

 

毎度、名前をタコパだと思い込む、香港のICカードオクトパスカードですが、香港旅行者の必須アイテム。

 

あった方が、断然便利です!