hullで配信中の<最高の一発>見終わりました(*^。^*) (2017年 KBS 放送)
※あらすじ
1993年 新人デュオJ2として注目を浴びていたヒョンジェ(ユン・シユン)が突然失踪。時は2017年。
ソウル大に通う公務員予備校生ジフン(キム・ミンジェ)はアイドルを夢みているが、
父として育ててくれているワールド企画の社長グァンジェ(チャ・テヒョン)には内緒だ。
3人暮らしを始めるジフンと幼なじみウスン(イ・セヨン)、アイドル練習生のドリル(トン・ヒョンベ)。
3人が車で走っていると目の前に飛び出した男性がいた。それは1993年から来たヒョンジェだった。
久し振りに最後まで楽しく見られた韓国ドラマです!
タイムスリップ物ですが、スリップした場所が20年後の未来。お馴染みのタイムスリップ物とは違う
味付けで、脚本家の腕が問われましたが、途切れることなく楽しめました。
前半は昭和のドタバタ喜劇のノリで、お腹を抱えて笑うシーンもあってコメディかと思ったら
半ばから若者のラブストーリーへ、そして、後半は彼がなぜ20年後の未来へ来たかと言う謎解き。
ドラマを構成する4世代の人々の生き方が、見る人達の年齢それぞれの共感を得たのではと…。
私達はハラボジが老いて、認知症になっていく姿に、笑い、涙し、あるあると頷き、
老いて生きるのも悪くないなと、心にそんな気持ちを落とし込めました。
キャストは豪華です。
ユン・シユン:ユ・ヒョンジェ 役(キム・タボン) 1990年代の人気歌手J2のメンバー
<製パン王キムタック>のタックと言った方が分かりますね(*^。^*)
相変わらずの爽やかさです。過去のヒョンジェと、未来のタボンの使い分けが上手く
特に最終話、お~~演技が上手くなったな~と思いました。
イ・セヨン:チェ・ウスン 役 公務員試験合格を目指している予備校生でジフンの幼馴染。
モテモテの女性役でした。<ヴァンパイア探偵>でお見かけした女優さん、その他にも色々出ている
ようですが、このドラマでは主要キャスト。インプットされました(*^。^*)
キム・ミンジェ:イ・ジフン 役 ボヒの息子。
どこかで見た子だな~と思ったら、<トッケビ>の死神の前世高麗の王様<ワン・ヨ>役。
ちょっと影のある役がお似合いです。声もハスキーで良かった。
チャ・テヒョン:イ・グァンジェ 役 ヒョンジェの元マネージャーで友達。
お馴染みですね。<猟奇的な彼女>や、<ハローゴースト>などの映画で、ついてない青年役が
ぴったり。そして憎めない人柄。ドラマ<チョン・ウチ>や<プロデューサー>でもくすっと笑える
人物を好演。彼の出るドラマはみんな面白い。
イ・ドクファ:イ・スンテ 役 ワールド企画元社長。
顔を見ればわかる、時代劇には欠かせない名優。
今回現代劇に登場する彼を初めて見ましたが、笑わせてくれて泣かせてくれて
若い人達の演技の中にそこだけググっと違う場が与えられたかのような存在感でした。
演じた年齢も自分達に近い事もあり、感情移入も!
若者の恋愛ドラマだけならここまで楽しめなかったかもしれませんが、
彼の演技が待ち遠しくて、出番の無い回は物足りないなと感じるほどでした。
ユン・ソナ:ホン・ボヒ 役 20年前人気歌手だったがスキャンダルが多くて有名だった。
日本ではどのような感じでTVに出ているかは知らないのですが、美しくて、今回はフェアリーのようで
うっとりしました。彼女は<六龍が飛ぶ>でも美しい花事団の団主を演じていて、演技も上手。
私は好きだな~。 この写真はあまり綺麗じゃないけど…( ̄∇ ̄*)ゞ
イ・ハンソ:イ・マルスク 役 スンテの孫。
韓国は子役もとっても上手。ハラボジ役のイ・ドクファとの掛け合いでは面白くて毎回大笑い。
最近は韓国ドラマだから全話見ると言う事も減って来て、途中で挫折するのも多くなりました。
(我慢して最後まで見た駄作もあったな~~)
このドラマは出演者の他のドラマを彷彿させるような仕掛けが幾つも出て来て、あ!あれは!
みたいな楽しみ方も出来ました。最後、20年のタイムスリップをどうやって帳尻あわせるのかに
関心が向きましたが、なるほど~と綺麗にまとめて納得。
どろどろは見たくないし若者の軽い恋愛ものはもっと見る気もせず( ̄∇ ̄*)ゞ
笑わせてくれて最後、爽やかな風が吹くようなドラマが良いですね。
願わくばもっと歴史物をhullかGYAOでたくさん放送して欲しい。