君と僕と赤ちゃんと                                            小島英理子

君のために   僕は

ドラッグストアに寄った

何ら  珍しい話じゃない

君が僕の妻になって五年

なかなか  子ができなかった

僕らに  初めてできた

赤ちゃんに  誕生日プレゼント❓️

柔らかい  ちょっといいティッシュ

なぜか  赤ちゃんには

良いものを 遣いたい

親になったのだななんて 

ほほえみながら

登る  坂道

ゆっくりと  1歩  2歩

終わり