どうも バースディパーティーらしい

「こ、こんばんわ」とマーガレットの花と

雑誌を一冊渡しました。でもそれは、

店の備品でした。

 

 すると、ミニは

「あなたは?」ときいたので

「五右衛門と言います」と答えた。

「ど、どうか僕と・・・」と言うと

「一緒に 星食べよ。食べに行こう」とミニは

笑いました。

 

「え?星?」

「そう、お星様はおせんべいのような味がするのよ」

「僕、着替えて来るヨ」と言って母の日のために

用意しておいた黒い ユニの ポロシャツと

ベージュの ズボンに 着替えました。

 

「どうやって星まで行くの?」

「屋根をつたって」

「と言ってミニはまるで小さな動物のように

器用に 跳ねました」

(続く。このお話はフィクションです。)