「願い事を かなえてあげよう」と

二人は 言って笑った。

なんだか神々しい。すると、タカのリッチーが

降りてきてじゃあ、私達は この辺でと

メイと ミネオは言って 去っていった。

「オーイ!チップにテル。無事についたか?」

「あっ!あの高い山は?」とテルが聞くと

「あれは富士の山が見えるのだ」

と、リッチーは言った。

「僕は足がないからなー」と言うと

「だから俺様がいるのだろう」とリッチーは言った。

リッチーは 両足に 花柄の ハンカチを巻いて

ハンモックを 作ってくれていた

          (続く。この物語はフィクションです)