先日、夫と「兵馬俑と古代中国」展を見に行ってきました。
「キングダム」のファンでもあり、昔から自分の中での「死ぬまでに一度は見てみたい世界のお宝」のうちの1つとあって、これは見逃すわけにはいきません。
会場には、前後の時代の土偶のような小さいものから、
始皇帝の時代だけに見られる等身大(実際はもっと大きい)のものまで、
形も人形だけでなく馬や小屋など、様々な「俑」が展示されていました。
ただ、手に握られていたはずの槍や弓など武具は見られず。
木製のため、朽ちてしまったそうです。
一方、青銅でできた剣や香炉、金印などは当時のおもかげそのままに美しく、
竹の木簡に書かれた文字は、つい数年前にマッキーペンで書きました?というくらいあざやかでした。
朽ちてしまうものと、残り続けるもの。
ただ古いだけのものと、時間が経っても変わらず価値を感じるもの。
今この時代の文化が生み出すもののうち、
2300年以上経っても朽ちることなく残り、
後世でも価値を感じてもらえるものって何だろう。
そんな風に考えさせられました。
(始皇帝が使っていたとされる馬車の俑。これで国中を巡回したそうです)
武帝が亡き姉のためにつくらせたといわれる、「汗血馬」のような黄金の馬や、
多産のため富と繁栄の象徴であるため、埋葬する時に死者の手に握らせたという石でできた豚(玉豚)など、
人が人を思う気持ちは、時代を超えて確かに伝わってきました。
そして、その思いを伝えてきたのが言葉なんだろうなと思います。
どれだけ時間が経っても、言葉は意志を残し、伝えていくもの。
そうだとしたら、自分が残したい言葉ってどんなものだろう。
その言葉の切れ端から、後世の人はどんなことを想像するんだろう。
そんなことを考えて勝手にワクワクしました。
(中国でも11体しか見つかっていない貴重な将軍俑だそうですが、なんか見たことあるお顔・・・)
++++
基本的にミーハーなので、歴史が古ければ古いほど興奮するし。
有名人であればあるほどドキドキしちゃいます。
今回はなんといっても嬴政ですからね。
一級文物(中国の国宝)である青銅長剣を前に、
「これはもしかしたら信が切ったものかもしれない」などど考えてはニヤニヤしていました。
東京会場は2月5日まで開催中ですので、機会あればぜひ。
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