そろそろ春の人事が動き出すころ。
もしかしたら、「次、あなたに課長を任せたい」
「このプロジェクトのリーダーになって」と
囁かれた方もいらっしゃるかもしれません。
役職がつくことを手放しで喜べる方はいいのですが、
「え、無理無理無理。自信ないです!」
と返してしまう人も多いのではないでしょうか。
私がそうでした(笑)
じゃあ「リーダーとしての自信」を
持つにはどうすればいいのか、考えてみたいと思います。
まず、あなたが考えるリーダー像ってどんなイメージですか?
「誰よりも業務量をこなすけれど
そんなことはおくびにも出さず
チームを推進する人」?
「全体を俯瞰して、最適解を出せる人」?
何をイメージしたから、無理無理って考えてしまったのでしょうか。
私なりに、自分がもし会社員時代に
無理無理いわずにリーダーとして自信を持つことができたとしたら、
そのために何が必要だっただろう、と考えてみたところ、
・頼り、慕ってくれるメンバーが一人はいる
・与えられたミッションを遂行できそうだと思える
・自分の強みや評価されている部分がわかる
(なぜ、リーダーを任せたいと思われたのか?を自分なりに腹落ちできる)
この3つ。
そして無理だと思ってしまったのは、
2つめの「遂行できそう」なイメージが持てなかったから。
私、めっちゃ数字が苦手なんです。
チームの目標達成に向けてこの施策をする、と
絵を描くことはできるけれど、その根拠となる数字を出すのが苦手。
KPIの計算もできない。
数字が出来なきゃリーダーじゃない!と思っていたし、
それを求められていると思っていました。
じゃあそんな状況でもリーダーとして自信を持つにはどうすればよかったか、というと、
「数字が得意な仲間を頼る」 (→一つ目に関連がありますね)
ことと、
「数字ができなくてもリーダーができる自分の強みを知る」 (→これは3つ目)
ことだったのかな、と今から思えばわかります。
つまり、「自信がない」もあいまいなままにしておくんじゃなくて、
「自信が持てるためには何が必要?」
「どんな考えは捨てられそう?」
と分解していくことで、だんだんクリアになっていくような気がしませんか?
考えるべき課題の粒を小さくしていくことで、
だんだん冷静になれるし、
「自分もまあまあ捨てたもんじゃないかも」と
客観的に見ることができるようになるはず。
不安を感じたら、「何があいまいだからかな?」と
考えて、分解してみることをオススメします。
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