カイル君の酸素濃度も相変わらず、めっちゃ低いけど、

彼は今日も生きています。

 

一度病院へ連れて行きました。

当然、緊急入院のレベル。

血液が異様に濃縮されていて、採血すらできなかった・・・。

けれど、ゆっくりと輸液が入り、酸素が入ると

かなり酸素濃度が上がりました。

 



「病院では、楽になった?」と聞くと

コクっと頷くカイル君。

 

その日は入院・・・・できませんでした。

家族が誰も付き添わなかったから・・・。



母親は新しい夫との乳児がいるうえの妊娠中なので、病院へはついて行けず

一緒に暮らしている叔母さんが

病院付き添う予定でしたが、

このおばさんが病院へ行くと言っていた日に失踪しました。(貧困あるある)

 

で、月曜に今度は義父が付き添いで入院する予定です。

義父の仕事分をクリニックの支援金でサポートして・・・。

(義父も当日、逃げる可能性はあります)

 

ド貧困の方々、本当に子供が病気でも

重症でも、瀕死でも、放置している親が結構います。

「どうしてもっと早くに連れて来ないの!」と責められるのが怖くって

見ないようにする・・・。

 

 

 

病院がカイル君にとって希望になれば良いなと思っています。


緊急処置室で、日本人訪問者の涼平くんに、付き添ってもらって、「怖くなかったよ~」と。