目がギョロっとして黒い顔色、
喉見せて〜の声かけにも、反応したくないほど消耗している。四十℃の熱が一週間、その上昨晩から、緑色の嘔吐。
これは、病院に連れて行って、、
脱水だし、内服薬も入らない。
遠い親類が、何も持たずで南のもっと貧しい地域から、母娘で出て来たという。
旅の疲れと思った症状も、日に日に重くなった。とにかく母親は病院だ。さあ、行こう!って言うと、ぐったりしていた母親が、その時だけ、クリアに
「子供たちも同じ症状なの、看て」と言った。さすが母親。自分で精一杯だろうに。
子供たち7歳、3歳も四十度越えで嘔吐したらしい。
熱は有るけど子供は、動けるし、話せる。こっちは嘔吐も治まっているから、恐らく大丈夫。
早くにどうして連れて来なかったのって思う。
でも、この言葉、
死んじゃうかも責任を取りたくない私が、言っている防御線だな。
とにかく、若い母親は病院だ。
どうしてもっと早く!
昨日も、四十度越えの熱が一週間という
生後四ヶ月の少数民族の赤ちゃん。
足が冷たい。
あー。
私が近付くと、泣いて泣いて、少ない体力を必死に絞り出すように泣く。
余計、ストレス掛けている、、、。ごめんね。みせてください。リンパ、首の硬さ、お腹、肺雑、、
病院だよ、病院行こうってアドバイスする。
でも両親は、対外用の笑顔で
病院では、処方箋だけだ。赤ちゃんが最悪奪われる。(育児能力不足という題目で)
たしかに、、、
彼らが恐れる背景も分る。けど
「死んじゃうかも、それでも良いの?」
そんな言葉が私の胸に上がって来る。
でも、飲み込む。
言葉にすると、母親を非難し追い詰める事になる。必死に握り締めている、命の希望を手離す言葉になる、
結局、できるわずかをして、あとは祈り続けるだけの自分。
さあ、クリニックヘ行って来よう。
から元気でも。
下手な言葉をかけないように。
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