誰でも、しあわせで価値ある人生を送りたいと願うのではないでしょうか?
日本ではせっかく宿った命に対して
ネグレクトがあったり、
ママ自身が鬱に、そして自殺へと追い込まれたり
望んで生まれてきた子たちに障害が見つかったり、
いじめられたり、いじめたり、引きこもったり、犯罪に手を染めたり
豊かであるはずの日本で
どうして??
フィリピンでは
産後鬱もない、自殺もない。
障害があっても、社会の中に、家族の中に
その子の人生はあるし、
いじめも、引きこもりもありません。
(今は少し見られ始めているようですが)
こういう点で、昭和初期の景色。
では日本とフィリピン何が違うの?
貧しさ、人々のつながり、世代を超えて家族だし、、、
と、フィリピンの良さも悪さもあります。
助産師ですから、30年以上、モルジブ、フィリピンと
貧困層のお産を看て来ました。
妊娠、出産、育児の母子のつながりの様子が
日本とこことでは、全く違う点に心がざわつきます。
ここでは
年頃になれば、結婚、
妊娠、妊娠すれば、いつか陣痛が始まり
生まれます。
生まれてくれば、
一切、教えられなくても、母親は赤ちゃんを抱きあげ
お乳を含ま、日々育児をこなしていきます。
赤ちゃんは、3歳まで原始脳(脳幹)で成長すると言われています。
そう、すべて
本能行動なのです。無情報でも知っている。それが本能。
鳥が、自身が空腹でも卵を温め続けるように。
鮭が、夫婦で命を懸けて産卵場所に向かうように。
トカゲが、安全と思われる場所に卵を産むことも。
カエルが、決まった時期に大量の卵を産むことも。
哺乳類の大半が、できる限り安全な場所をお産で選んでいることも
野生動物が他人が立ち会うお産を良しとしないことも
生まれ落ちた赤ちゃんが自力でおっぱいを探すことも
すべては脳幹で対処された本能行動なのです。
情報・教育は大脳新皮質。
本能(脳幹)を使ったお産をすれば(自然陣痛でリラックスしながら、お産だけに集中)
母性のスイッチが入るようにプログラミングされています。
赤ちゃんをリラックスして、
安全で、安心できる場所で抱き上げれば
脳幹にある母性のスイッチが入ります。
大脳の思考は邪魔になるだけです。
母性のスイッチが入れば
赤ちゃんはただただ、愛おしい存在になります。
母性本能が開けば、赤ちゃんはギャン泣きなんてしないのです。
ただただ、穏やか
人間は動物じゃない、
そういう声もよく聞こえてきます。
人間と他の動物との違いは
大脳の大きさ、新皮質の大きさです。
思考できる力を持ちます。
でも妊娠、お産、子育ての情報は原始脳の脳幹に組み込まれているのです。
だから、魚類も両生類も爬虫類も鳥類も哺乳類も
命が続くように、お産の場所を選んだり、
生む時期を知っていたり、自然は大変良くできています。
幸せで価値ある人生の第一歩
生まれての母親との信頼関係、愛情を受け取りながら
育つこと。
お産を選び、自身で生むと集中して臨んで下さい。どういうお産でも、赤ちゃんと自分だけに集中、没頭して下さい。
より、母性本能を開く大きなチャンスがそこにあるからです。
日本に戻ったときには、こういうことも一緒に考えてみたいです。
ご支援に心より感謝しております。