とてもきれいにお化粧をしてもらい
真っ白のドレスを着て、
新品の靴が足元にそろえられていました。
小さな、小さなお棺に収まって静かなソフィアちゃんに会ってきました。
たくさんの方にお祈りいただきました。
きっと、ソフィアちゃんの苦しみを、和らげてくれていたと信じます。

あまりにの急変、フィリピンらしい想定外でした。
入院から一週間。
肺の状態も改善したので、
やっと心臓手術を受けるための歯科治療、ってことになり、
全抜歯。。。。。。
そして大出血。
輸血が必要になったそうです。
歯科の手術が終わり、
ソフィアちゃん、ママが待つ病室に戻ってきました。
実は、
この日がソフィアちゃんの4歳の誕生日。
「ソフィア、今日がお誕生日だったけど、
お祝いできなかったね、
もう、歯も治療が終わったんだから、あとは
家に帰るだけだよ。
よく頑張ったね、愛しているよ。
ね,帰ったら、お祝いしようね。
お誕生日のね。
御馳走は、何を食べたい??」
「パンシット」
「チキンも作る?」
「ううん」
「そうね、たくさんパンシット作って、ご近所さんの友達
みんなと食べようね。」
この会話が、最期の会話になりました。
輸血が始まり、すぐに蕁麻疹が出て、
で、高熱が出て、痙攣、意識戻らず
呼吸停止、人工呼吸器、だったそうです。
いきなり娘の死を知らされた家族も
憤りながら、死体置き場でビニールに詰められた娘を抱くことすら
許されない現実のフィリピン。
そういう人生を選んだ??
本当に?
こういう運命だった?
魂の課題は、生きている限り、はっきりと分かることはないでしょう。
わかっていることは、
家族も、支援してお祈り下さった方も、私の
胸にも、ぽっかり何かが欠けてしまった事。
ソフィアちゃんの魂は、家に戻れてホッとしているかと思います。
果敢に歯科治療を受けた小さなソフィアちゃんへ
よく頑張った!と、褒めて上げて下さい。
きっと、きっと、小さく恥ずかしそうに頷いてくれると思います。
手術支援に頂いていたご寄付、
入院費に一部、使わせていただきました。
残金、次の心臓手術へと、持ち越させていただきます。
御支援頂いた方、何か疑問点ありましたら、お手数ですがメールでご連絡下さい。
erikobaranabas2000@gmail.com
御支援いつもありがとうございます!
あ~~~~
そういえば、サム君の時も、輸血できついアレルギーが出ました。
でも、一晩、誰も気が付かず、翌朝、主治医が発見してくれて
何とか、救命できました。