自然と生きる少数民族

焼畑農法をしながら、狩猟採集で山の恵みを受け取り生活してます。(もうアジアでも、数えるほどしか、こういう暮らしを維持できて無い)


28年ほど前、赤十字のスタッフが衛生指導に、人里離れたアエタ集落にいた事があります。


一体、何をするのだろう?って、人の後ろで聞いていました。


赤十字は、下痢予防に

食事前、寝る前の手洗い、飲み水を沸かす事などを説明。


しかし、大多数は赤十字の言葉を理解できない。

で、この長老が、通訳として場を仕切ってました。

「手洗いしましょう~! あなた達の皮膚はばい菌だらけです!」by赤十字

「絶対に手を洗うな~!俺たちの皮膚には精霊が宿っている」by長老の通訳。


彼ら的には、そうだよね!


思わず爆笑してしまった!


手洗いせずに今まで生き抜いて来てます、

きっと彼らの皮膚には、必要な常在菌層が有るのだと思いました。


下痢で死亡が続いているなら、この指導必要だったかも?ですが。


そもそも、水が豊かにある訳じゃ、無いし。

需要が無い場所での、違う暮らしの常識は、本来、不要だと思ってます。


自然と生きる人達は、自然と生きる方法を知ってます。




自然のまま、循環している土には、

有益な微生物が多数いるようです。


敵にするより、協同体だという思い。


恐れるより感謝だな~。


ご支援いつもありがとうございます!