二人目の20歳。
大きそうなお腹だったけど、出てきた赤ちゃんは2,4㌔。
予定日は超音波で2週間先。
でも、背中の皮膚が剥離している(予定日を過ぎた胎児の特徴の一つ)
つまり予定日は越えている。

赤ちゃんが小さいので、胎盤も手のひらサイズだろうって予測していたら、
いやいや、でっかい、でっかい、しかも超硬い。
私が触れて来た胎盤の過去最高かもしれない、がちがちの硬さ。
幼稚園で使った昔の油粘土を冷やした硬さ。
殆どが脂肪組織で、正常な部分は10分の1程度。
基本、食べ物で私たちの体が作られるように
胎盤も食べ物の影響が色濃く出る。
このガチガチ胎盤の原因は
揚げ物とフライドチキン!
そう感じた。
やはり
妊娠してから、頻回にファーストフードのフライドチキン
路上のフライドチキン、と外食のテイクアウトが多かったという。
水分はコーラ。
コロナで、病院の存在が少し遠くなっているから、
外食ができるちょい金持ちもたまーに
お産に来る。
今回赤ちゃんの体重が小さかったこと
(一人目は3,8キロだったと)
見せられた胎盤異常から、
「何を食べちゃいけないの?」と産婦は聞く。
人工的な食品の中で、彼女がよく食べているものを
控えるように話したけど、
これとこれがだめ!なのではなくって
本当は
身体が食べた後も、気持ち良い食べ物、
それはきっと、自然な食べ物のはず。
ここが理解されたら、話が早いのになあっていつも思う。
外食や冷凍食品・加工食品は高価だし、おいしい。
コマーシャルで良い点ばかり宣伝している。
でも大抵の加工食品は、
消化し辛くて、身体は苦しんで苦しんでいる。
喜んでいるのは、フライドチキンを食べている自分の頭の思考の部分。
身体の声、私も聞けていないけど
身体は知っている、何が必要な心地よいものであるかを。
胎盤さんがガチガチになっても
生き抜いたわずかな正常部分がこの赤ちゃんを
守り、育て上げた。
胎盤に感謝しかない。
この一番最後に胎盤写真載せます。怖い方は最後まで見ないで下さい〜。
今朝は早くから新生児の患者が来た。
生みの母の母乳を与えずに
義母が、赤ちゃんを取り上げ、
ミルクを与えていた赤ちゃんだった。
(しかもフィリピンでは一度哺乳瓶いっぱいに作ったミルクを冷えているまま無くなるまで与える)
お腹がカチカチになっている。
食べ物が悪くって、お腹の動きが悪くなる…
免疫が弱まって皮膚の感染症やら
上気道感染になる子たちは
後を絶たない…
自然から離れたものを有難がる。
身体の声を聞けなくなっているんだな、って思う。
頭に入ってきたコマーシャルや
ネット上の情報、
女優さんが宣伝する商品、
目の前にある、安い現地の野菜や果物より
きれいなパックに入った粉ミルク、お菓子、ラーメン、海外から来るぶどうやりんご。
お金を出して買う高価なものが、人体に良い物では無い。
生き残れるのは、身体の声を聞き動ける人だと、
多くの患者さんや産婦さんといて感じる。
ご支援本当にありがとうございます。
写真はさっき生まれた赤ちゃんも含めて〜。
