お産はその子の人生の始まりの儀式。
14歳でも、
高血圧で、190-110とかでも、多産でも、
他に行き場ない、もう生まれる!なら、
向き合うしかないです。
ガイドラインを生まれる状態に持ち出しても、
もう、生まれるのですから、
そこでできるベストを尽くすしかないと思います。
赤ちゃんを笑顔で迎えてあげたい。
その子の人生の始まりを、無視や拒否で絶望させる?
より、
産後、どうしてそういう選択になったのか?
尋ねても良いのでは?
きっと、そうせざる得なかった理由があるはずです。
昨日は、おかしな出血の2人目さん。
鮮血が流れるお産って、怖い!
怖くっても、逃げ出せないし、放り出せない。
できる事を全部やったら、
上手くいくと信じ、待つ。
不安になってくると、赤ちゃんが私の手の下で
動いてくれる。
いかんいかん、大丈夫、大丈夫。
ここの産婦さんたち、自分の命も
赤ちゃんの命も、
他人に任せてはいません。
「高血圧で危険だから、病院だよ!」ってうちでも声をかけます。
でも
「大丈夫、私は生めるから!」
たまたま運が良いだけかもしれません。
でも、産婦の自覚があるかないかは大きな違いです。
産婦の気力が持つか、持たないか。
自分のお産を誰かにお任せするって
自然からは大きく外れたこと。
まして、サービスとして
お金で買うことはできません。
自然の中に余計なものは何一つない
痛みは多くの気づきをもたらします。
温めれば、痛みが和らぎ、
押せば楽になる。
押してくれる人の手の力を知るし、
自身の陣痛の波に
ゆだねる心の柔らかさを育てます。
目に見える豪華なサービスよりも
大切なものがきっとご自身の自然の中に
隠れています。

5月、52人生まれました。
いろいろありました。が、元気です。
ご支援に感謝しております。
写真がアップできません。次回に、まとめてアップします。