昨日、クリニックへ行くと酸素ボンベを携帯したおじさんが

車いすで座っていた。

 

診断名は慢性閉そく性肺炎で、入退院を繰り返しているとか。

呼吸は当然苦しそう。

 

病院へ行けている人(貧困層なら、酸素は購入できません)

お薬もある・・けど、薬で治るわけでもない病状。

 

触れると冷たい。

体全体の巡りが良くなって、体温が少しでも上がれば楽になる。

 

しかめっ面だった患者さん

触れていくと表情が緩みました。

 

あ、これを家族に説明してほしくって来たのか、

 

苦しむ患者を助けようと家族は金策に励み、病院にお任せにする。

でも、入院しても酸素を購入してお薬飲んでも

得られなかったもの。

温かさと手で触れていく事。

 

 

家族の手は遠慮なく、わがまま言えるだろうし、

何より思いやりに満ちる事でしょう。

「お薬じゃないよ、血流助けてもらうと、少し息がしやすくなるよ」

金策に疲れていた家族も、自分たちでできる事で、ほっとしていました。

 

医学は確かに素晴らしいけど、

やはり家族の手で治る、手でしか治らない、

そういう病状も多々あります。

痛そう、辛そう、しんどそう、

だから、お金かけて病院に連れて行くのが愛。

それもありだけど、それだけじゃきっと患者は寂しい。

こっちの人も、手を忘れて行っています。

 

赤ちゃんが少し具合悪くなると

お薬~って思考するお母さんが増えています。

 

でも、やはりいつでも基本は

触れて労わる事。

 

ママに抱きしめられて嫌がるに赤ちゃんはいないし

手は気持ち良いです。

エネルギーの不思議。



先程生まれた赤ちゃん。お母さんの胸の上で
良し!です。

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