2歳のユニスが現在、嚥下性の肺炎を重複させ、高熱が下がらずに戦っています。
3日前は意識も戻ってきて、経口での流動の摂取が可能になりました。が、その晩の付添が母親のビリンダ。
ミルクや水以外は飲まないと家で与えていなかったビリンダに、嚥下障害のあるユニスの食事介助は難しかったのだろうと思います。
 
その後から、急激に肺の雑音がひどくなり、再度胸部のレントゲン撮影になり、血液検査、尿検査・・と
現在はナースステーションのすぐ横のベッドで、点滴、酸素を付けながら、苦しい息の中必死で生きています。
 
小さな小さなユニスは、何度も存在の危機に会いました。
生後イメージ 1半年ぐらいから、栄養失調でミルクを支援してもお姉ちゃんにも飲ませるようで一向に体重が増えません。
写真は、10か月で4キロ少しのユニス。
 
育てられないと判断した両親が、市役所に相談に行き、教会に施設でしばらく預かられました。
 
その後、教会からも脳性まひがあることが理由で家に帰され、せっかく増えていた体重が7キロから3キロまで減少。
 
育てられない両親の元でなく、可能性も賭けて国際里子も探しました。でも見つからず、結局はWISH HOUSEで、昼間の預かり保育を始めることになりました、シンディーをはじめスタッフ、多くの子供たちが一緒にユニスの成長を見守りました。
 
元々、嚥下障害のある彼女。
WISH HOUSEでもしょっちゅう嘔吐を繰り返し、ハラハラドキドキの繰り返しでした。
 
そして、レチェリンが入院するためにマニラに向かったのと同じ時間にユニスは高熱になりけいれん発作を起こしたと、3時間後の7時にビリンダが連れてきます。(たぶん深夜位に痰を詰めて窒息しています)
 
入院して少し状態が落ち着き、食事も始まった様子に回復の兆しを見たのですが、今日行くと後退していました。
さらに呼吸が困難になり、点滴の入り過ぎもあるのでしょう、全身が浮腫んで、高熱が続いていました。
 
ビリンダたち両親も付き添っていますが、どこかお気楽で、どれほどユニスの苦しさを分かっているのだろうか?と感じる次第です。
イメージ 2昨年12月のユニス。お腹がいっぱいになれば、笑うようになっていた彼女。
まだ食べたい、などの表現もできるようになってきたユニスです。
 
ユニス自身の成育歴が、WISH HOUSEの必要性そのままだと、シンディーが書き綴っています。
 
ユニス、あなたの存在から本当に多くのことを考えさせられ、どう行動すればいいのか?を何度も突きつけられました。
 
どうかもう一度、元気になってWISH HOUSEに戻ってきて!!
 
ここでの医療の最高を受けています。
これから先は、第3の力が必要です。
私たちは祈っています。どうか一緒にお祈りください。ユニスが回復するように・・・。
 
レチェリンの事はとりあえず、何とか少し食べられるようになったようです。明日様子を看に行きます。
 
ユニスが重症です。よろしくお願いします。