施設に預かってもらい、少し大きくなった脳性まひのあるユニス。
お父さんが面会に行かなくなって3週間目の日に、肺炎が酷くなり施設から病院へと移りました。
 
その後、順調に回復し、自宅へ戻っています。
自宅へ戻れば、また十分にケアされない状態になる以外にないと心配していました。
しばらく親子が離れていたことは、決して悪い結果ではなかったのかもしれません。
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十分にケアされる施設のベッドにいても反応が緩慢だったユニスでした。
自宅にいる時も、大抵ユニスはあまり泣かず、
狭い家の中につられたハンモッグの中静かに
いつもいました。
 
お姉ちゃんと妹はお母さんの横にいつもいるのに、
自己主張が少ないユニスは忘れられがち…そんな状態でした。
 
でもユニスは病気と施設での数か月で
母親の認識をさらに強め、甘えること、うれしい事、嫌なことの感情の表現をするようになっていました。
 
母親も、預かってもらうことで数か月の赤ちゃんの育児を落ち着かせ、ユニスをケアする精神的ゆとりが生まれているように感じました。
 
貧しいことは変わらないので、食糧は十分ではありませんが、1時期預かってもらうことは決して悪い効果だけではないのがとても良く分かりました。
 
子供の成長は早く、成長する時期もどんどん時間とともに過ぎていきます。
子どもにとって母親は、家族はやはりとても大切な根っこの存在。
「3人の子供、私一人で面倒をみているのよ。。。」と大変そうに語るお母さんですが、
以前の状況を知っている私には、母親の顔がとても幸せそうに見えました。
 
とりあえず、ユニス回復して自宅に戻っています。そして笑っています。お祈りありがとうございました!!