クリニックの活動は貧困の母子のためです。

ここで活動させていただき、20年めに入ります。

ピナツボ火山噴火から数年経過の被災民であった20年前と今では

フィリピン経済も大きく成長しました。

 

貧困である人々は一定数います。

行き場のない彼らのためにクリニックを続けるには、

現地の保健所のレベルに合わせた、スタッフや設備があって初めてクリニックとして

運営を認めてもらえます。

 

実は、7月から、保健省の指導で一時お産扱いの停止に従っていました。

争点は私の現地での国家資格です。これを保健所と再度話し合い、もう少し設備を整える、有資格者の雇用で折り合いが付きました。

話し合いの間も、貧困の方は行き場がなく、生まれる寸前で駆け込んでくることも、多々

ありました。

経済的に成長してきている国だから、ここが引き際かどうかを見極めようとも思っていました。

 

その度に、本当に病院での支払いに耐えれない産婦が来るのですから、

まだ、手を引けるタイミングではない・・・と。

こんな家からお産に来られるのですから・・・。

ということで、しばらくブログをかけていませんでしたが、

私の中での方向性がやっと決まりました。

 

進める限り、継続です。ご支援本当にありがとうございます。