大変大変危険な状況だと思います。

いつ、破裂するかしれない動脈瘤です。

勿論、日本では見つかればすぐに手術して対応されるので、

これほど大きくなった動脈瘤が、手術できる?か、しかもフィリピンの医療レベルで・・・、

全く、分かりません。希望はないのかもしれません。

 

しかし、待っていても破裂を待つにしかならない、

 

おそらく動脈瘤は消えて無くならない。

 

かといって、近くの病院には絶対戻りたくない。

理由は受傷からの病院での扱いです。

とてもここには書けません。

 

私もいろいろなケースを知っているのでよく理解できます。

 

だから、最初マニラの病院へという話をした時も、病院は嫌という気持ちに変化はありませんでした。

 

今朝、彼の家を訪問すると、足が結構不随意運動でバンバン動いてきていました。

日に日に動くことが増えているようです。

動脈瘤の圧迫の影響も勿論、考えられますが、

トントン君の体は動きたい、立ち上がりたいと言っているように思えました。

 

数日前の私の話を聞いて、何とかしたいと思っている母親は

市役所を尋ね、このあたりの病院以外で何とか出来る可能性を聞いてきたようです。

 

市役所からマニラの国立病院は、医学部生のためにも、いろいろなケースを受け入れています。

そこへ一度連れて行ってはどうか?と・・。

 

マニラへ行けるその日まで持つのか、そこで良くなるのか?全く分かりません。

行って、外来からおそらく検査だけになるかもしれない・・・、

でも可能なら行きたい!というのが今日のトントン君の意見でした。

 

 

動脈瘤の破裂を待つのでなく、何とかしよう、だって、首を銃で撃たれても死なないで、目を覚まし、

家まで戻り、今こうして生きているのだから・・・。

 

死を待つか、動くか、

2択の中、トントン君が選んだのは、マニラの病院へ行くことでした。

 

クリニックができる事はマニラの病院へ移動する、そして

外来での検査費用などの金銭面です。

そして全てが彼にとってうまく行くようにお祈りすること・・・。

 

トントン君自身でも、挑戦するなら金銭面をフェイスブックで呼びかけるように話をしました。

ただ、インターネットがつながらないので、すぐではないでしょうが・・。

 

 

かすれ声で

体に入った入れ墨を

「この腕の龍さ、俺、やせちゃったから、トカゲになった。胸のトラは今じゃ猫だよ。」

 

でも手術受けようと思うなら、全身状態を整えておかないといけないよ。

猫じゃ手術に耐えれないよ、トラに戻らなければ。

日々の食事を大切にすることだって、回復に必要なこと・・・。

 

そう伝えると、目で頷いていました。

 

トントンがもう1度奇跡に挑戦しようと決めた中、

お隣のみでる君は、家が暑いので日陰に逃げていました。

尿カテーテルの交換を母親にやってもらい、(なかなか上手くできないんですね、トントン君の方が、寝たきり歴が断然短いのに、トントンのお母さんはすでにカテーテル交換できます)

 

相変わらずの褥瘡・・・。ちょっと汚いぞ・・・!

 

 

ていう状態です。

トントン君の病院行くための支援金を今日から募金募ります。

集めてもどうなるか、保証もなにもありませんが病院の検査、治療に使われます。

 

もし、トントン君を支援いただけるなら幸いです。

郵便振り込み口座番号:00980-0-179028

振り込み宛先:CFP

追伸欄に、トントンとご記入いただくか、

トントンのための支援の旨、メールでご連絡いただければと思います。

Eメール:cfp.barnabas@gmail.com か、erikobaranabas2000@gmail.com

 

ご支援に感謝しております!