痛みがひどいと昨日SOSが入ったトントン君、

今日もお産が終了してから、訪問してきました。

 

調子はどう?と尋ねると

ここがいたい、

あそこがいたい、

うーん、確かに痛みはあるでしょうが、昨日よりましかどうか‥を・・・。

 

痛くなりすぎてよく分からないんでしょうね。

でも昨晩よりは熱も下がり、関節の腫れも収まっていたし

何よりお母さんが「昨晩は寝ていたわ」と

 

痛いという部分をさすったり、温めたりを繰り返してきたのですが、

横にいるお母さんの会話がやはり素晴らしい・・・。

 

このお母さん只者ではありません。

 

トントン君のお父さんである夫が昨年事故で亡くなっています。

前に書いたか、忘れましたが、命日の前日、呼ばれたと言って墓参りに出かけ

墓石が真っ二つに割れていたとか、

幼いころに心臓病を患い、妊娠してはいけないと言われていた(リュウマチ熱の心臓弁膜症)

1人目のお産は本当に心肥大がひどくなって大変、

2人目も大変、

でも、その前後で霊力のある人に体を診てもらい

「あなたの心臓は、子供を一人産むたびに、子供から生きる力をもらうから、大丈夫」的な

予言??をもらったとか。

 

まあ、普通はあり得ないですね。

 

で、なんと、このお母さん、13回妊娠していました。

 

そして、11人生きている。

 

13回目の時が帝王切開で、赤ちゃんは早産(どういう理由かはよく分かりませんが)

で1週間足らずで亡くなったそうです。

 

その時の担当医師が

「あなたの卵巣はまだきれいだから卵管結紮は、しません」

 

なんやねなん!!!それは!!

 

ここは患者の意思は全く考慮されず、医師がやりたいと思うかどうかだけなんです。

社会通念的にも13回目の妊娠でまだ妊娠できる30代後半なんですから、すべきでしょう!

 

そしたら、お父さんが交通事故で死んじゃったわ、と言って肩をすくめます。

 

お母さんの人生も山あり谷あり、

お父さんが外で作った兄弟がいたり、いまだにもめていたり、いろいろあるそうですが、

 

「全部ね、私に必要なことが人生には起こるのよ、

そうやって1個ずつ成長するの。

トントンが銃で撃たれたことも

病院でトントンが殺されそうになることも、

トントンと私、両方に必要なことが起こっているの。

おこることは全部良いことなのよ、だから。正しく受け止めればね」

 

トントンの首の瘤、せめて痛みが減ってくれたらな、と願いますが、

それを見守る私たちにも、何かを学ばせてもらっているのでしょう。

 

ご支援ありがとうございます!

今年は、雨期が早く始まったようです。

今日は1日、しとしと雨でした。