現在のイギリスの医療について | 渡辺枝里子オフィシャルブログ「Heartily」Powered by Ameba

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今日は現在の医療について。

イギリス人口およそ6643万人。
感染者数34072人 死者数2921人(4/3現在)

4月2日。午後8時。
先週に引き続き、イギリス全土は盛大な拍手に包まれました☺️

NHS(イギリス公営の医療サービス)の皆さん、
スーパーなど営業店で働く方々へ感謝の気持ちを込めてそれぞれベランダや家の窓から👏

*ベランダからの動画あり👏📸

現状
・現在NHSスタッフ300人以上が陽性反応で自己隔離

・リアルな医療現場の声 
「医療防護服が足りていない上、WHOの基準に達していない防護服で最前線に立たされている」
これについては、英労働党議員のローンバトラー氏もツイートしています。

・4週間以内に、医療現場で1日あたり2万5000件の感染検査実施到達を誓約

・入手困難なマスク260万枚と、アルコール手指消毒剤1万本を新たに出荷と発表

・元ロンドン五輪の会場を英最大の仮設病院へ。「NHSナイチンゲール病院」
現在500床(収容最大4000床)、遺体安置所の設置、人工呼吸器あり。
イギリス陸軍とNHSの協力のもと10日程で完成。

・仮設病院はマンチェスター、バーミンガムにも設置予定
(人員不足を補う為、コロナウイルスの影響で余剰人員が多数生じている航空会社から職員を募集すると発表)

・政府が抗体検査キッド350万個を購入したと発表

などなど。
医療面において素人の私から見てもわかる程、危機的状況です。

それでも唯一オープンしている飲食テイクアウト店ではNHSスタッフへの半額提供を実施、

また先週に続きイギリス全土で拍手が送られた昨夜、ロンドンアイの観覧車などはNHSカラーのブルーでライトアップされました。

最近テレビでよく見にするテロップ
「STAY HOME(家にいよう)」
「PROTECT THE NHS(イギリス公営医療サービスを守ろう)」
「SAVE LIVES(命を救おう)」。

この3つのワードは、感染拡大、医療崩壊、命を守る3ワードとして、イギリスだけではなく世界の共通ワードになるのではないかと感じます。

無力ながら自分にできる #stayathome 。
家にいるだけで、また明るい世界がやってきてくるなら、そんな簡単なことはない。
私はそう感じます☺️

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