本日の任務終了~3 | えりっき脳内議事録(えり丸)

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Diary and memo written by a pathologist.

本日は、QOL重視の中規模病院に行ってまいりました。
本日の任務を以て、私のマッチングは終了となります。
またまた靴ずれが痛くて、泣きそうでした。

中規模病院で専門医取得まで目指すのはちょっと厳しいかもしれませんが、初期研修~内科認定医を目指す程度なら、中規模病院もいいのかな、という発想です。決して楽がしたい訳ではなく、余裕を持って研修というのもアリなんじゃないか、と思うわけです。体張って3次救急というのも殊勝なコトですが、エンジンフル回転で頑張っても、早々にガス欠に至ることも多いわけで。

病理希望ではなかったの?という質問はしないでください。マッチングは3つの病院を受けているわけですが、配属となった病院によって進路を決めようかなーって思っているのです。再掲になりますが、ゼクって、、たしかにヤだよな、、うーむ、みたいな。かといって、膠原病の、病気にかこつけたメンタルチックなのも、、うーむ、みたいな(はっきり言って、自分の事だ)。どの選択も、あんまぱっとしないといいますか。というわけで、A病院なら内科/膠原病、B病院なら病理、C病院ならとりあえず内科、となるのかな?

いずれ研究もできたらなと思いますが、二兎を追うものは一兎も得ずという諺のように、欲張るとどちらも消化不良となり、取り返しがつかなくなると思います。初期研修では初期研修に徹しましょう。2年の研修が義務付けられているんだもの、面倒ですが、やるしかない。ま、でも、初期研修終了というだけではあまりにも臨床面で弱過ぎるので、まずは堅実に内科認定医までは取りたい。将来的には、臓器別内科専門医も取れるといいのだけど、現時点で専門をfixするものリスキーだし、自分の希望を通そうとするあまり、理想と現実とのギャップに悩み苦しむことでしょう。強すぎる目的意識と将来像を描くのは、害あって一利なしである。

で。中規模病院です故、医師は基本的に臨床べったりなわけです。市中病院は基本的に臨床べったりなわけで、PhDを保有していたり、first authorのpaperを持っていることが必ずしも有利とは言えないでしょう。寧ろ、妬みを買う事の方が多いんじゃないだろうか。基礎研究教室の推薦状を持って行ったって、ケンカ売っているようなものだと、"私は"思う。←実際にどう思われているのかは知りませんよ(笑) そんな環境に入るわけですから、「PhDの事は、かつて研究をやってました、という程度です~」ということにしておきました。実際、ほんとに、少し研究してただけですからね(笑)

ちなみに、病気の事は面倒臭いので一切お話ししませんでした。民間病院ですから、労働基準法を凄く気にするようで、働き過ぎは禁止らしいです。勤務時間は法律で定められた範囲内、当直は月2回ということで、これくらいは何とかなるでしょうという判断と、これくらいは何とかしなくちゃという思いと。

第2志望で提出しようっ