カンボジア旅行3 アンコール・ワット | えりっき脳内議事録(えり丸)

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えりっき脳内議事録(えり丸)-サンライズ

後光を抱くアンコール・ワット。13日は皆でバスに乗って、日の出を見にいきました。14日は自由行動だったので、朝日を見たい組はトゥクトゥク(地元のオートバイタクシー)に乗って、日の出を見に行きました。この他、飲み過ぎて熟睡組や、市場に繰り出す組などなど、皆それぞれで愉快です。この写真は14日に撮影したものですね。5:30起きは辛かったですが、その価値あります!!

復習になりますが、アンコール・ワットはスーリヤヴァルマン2世の御墓で、ヒンドゥー教の様式で12世紀前半に建設されたようです。御墓であるために、建物は西向きに建てられています。名ガイドのボベットさんによりますと、ヒンドゥー教では、奇数、とくに9がラッキーナンバーなんだそうです。アンコール・ワットの尖塔は現在5つが現存していますが、昔は9つあったそうです。他にも、108=1+0+8=9等々数に拘りがあるそうですよ。

遺跡には色々なレリーフが沢山残っています。下写真はアンコールワットの第三回廊にあったレリーフ。左は中心に人物の様なものが彫り物があります。右は、なんだろうこれ?綺麗な幾何学模様でした。他にも、有名な踊る女性の彫刻や、ラーマヤナの物語(神+猿 vs 悪魔アスラの闘い)が描かれていたりしました。まだまだ沢山の彫刻があるみたいですが、全てを説明して頂く時間はありませぬ(汗) 我々もボベットさんについていくだけで精いっぱいでした(笑) 説明を聞く様子から、ポリクリ実習を連想した友も多かったみたい(笑) 実習なつかしいね。

えりっき脳内議事録(えり丸)-レリーフ2 えりっき脳内議事録(えり丸)-レリーフ1

【ボベットさんの解説其の壱:ヒンドゥー教の3大神】

シヴァ: に乗っています。蛇を首に巻いているそうな。悪を退治する破壊神なんだそうです。良い神とは言っても、彼の伝説には、凶暴で気分屋で好き勝手し放題の性格が現れている話が多いと思いますなぁ(笑)。額にある第三の目から発せられる光で、全てを焼き尽くすそうです。踊っている姿も有名で、複数の手を持つ姿で見られる。女神転生3ではLevel95で悪魔合成が可能となる、最高レベルの仲魔です。ファイナルファンタジーでは氷の女神として登場しますが、シヴァは男ですよ。

ヴィシュヌ: ガルーダに乗っています。手は4本あり、円盤(チャクラ)・蓮華・ホラ貝・棍棒を持っています。比較的、穏和な性格で、ヴィシュヌが起きている時間がこの世の寿命であると言われ、世界を維持し、世の秩序を守る役目があるそうです。数多くの化身を持ち、世界が危機に瀕した時に、ヒトや動物に姿を変え地上に現れ、救済するそうです。女神転生3ではLevel93で悪魔合成が可能となる、シヴァに次ぐ高レベルの仲魔です。アンコール・ワットの中央塔の真下にはヴィシュヌが祭られていたそうですが、現在は4体の仏像が祭られています。ヴィシュヌどこいったw

ブラフマー: ハンサと呼ばれる白鳥を連れ、顔は4面あります。元々は宇宙の根本原理である「ブラフマン」が擬人化・神格化された、宇宙の創造神だそうな。カンボジアでは他の二神ほど信仰されていないそうです。女神転生3では登場しませんorz


【ボベットさんの解説其の弐:ヒンドゥー教では動物は神様の見方】

ナーガ: 5つもしくは7つの頭を持つコブラ。このモチーフは至る所で見ることができます。
ガルーダ: 「鳥人間」という解説が個人的に超ツボにはまりました。気高さが失われるじゃんww
シンハ:沖縄で言うところのシーサーみたいなもんだそうです。日本の狛犬。獅子。
:女神転生3でいうところの、オンコットやハヌマーンなのかな~。
: アンコール・トムの象のテラスで発見いたしました!

ref. http://krorma.com/backnumbers/vol16-feature2-hindu/