さて,神経内科のポリクリは今日で最終なので,総回診前の15分程度を利用して,
担当症例のカルテ書きの為の情報収集を行いまして,現在おうちにてレポートを作成中です.
このレポートは手書きで記入する方式なんです.手書きというのがどうも苦手です.
常時PCで文書作成やらスライド作成を行っていたので,稀に手書きで書く機会があると
誤字脱字のオンパレードに加え,右手が痛みますね.
手根管症候群かと思ったけど,敢えて言うなら廃用による筋力低下といったことろでしょうか.
右手薬指の鉛筆たこが消えて久しく(私は鉛筆などは親指・人差し指・中指で持つので,
タコは中指ではなく薬指にできます),この所見からも,
筆記用具で何かを記述するという機会が殆どないという事を物語っています.
で,今はボールペンを持つのが疲れましたので,ブログ更新で一服中なのです.
PC作成レポートの方が断然早く作成できるなぁー.ま,あと少しだから頑張ります♪
お話変わって,午前中は脳外科2日目でした.
前回の脳外のオリエンテーションでは,戦前の脳外科手術のビデオ記録(80年程前のものか?)
を皆で鑑賞し,「我が大学で日本初の脳外科手術を行ったのです」という話から始まり,
我が大学の脳外の栄光の歴史を切々と説明されました.
今日は,WorldWideに使用されている脳動脈瘤治療に使用するクリップの3~4割のシェアを
占める「スギタクリップ」というのも,母校の先輩が開発したんだという話でした.
「スギタの教室と言えば,脳外科界では世界に誇れるものです」とか,
「僕らが独自にデザインしたOpe室5番は,MRI等の最新器具を備え,
内装もおしゃれにモスブルーにして,グッドデザイン賞をもらいました」という話とか,
話が脱線すればするほど,記憶に鮮明に残ります(笑)
この様にして,無駄に脳のメモリを消費してゆくのです.
メモリは消費してしまいますが,これはこれで耳学として何らかの形で活かせるはずですw
多分他の話もしてたと思うけど,私の記憶にあるのは,そういう脱線気味の話ばかり(笑)
ああ,あと一つ興味深い格言を一つ教えて頂きました.「病気を診ずして病人を診よ」
とある大学病院の標榜だそうです.いいこと言うね.でもこのとある病院は問題が多いねw
臓器別に専門を分け,その分野しか診ない,病気にしか目がいかない事の危うさを語ってた.
病気が無くなれば苦しみも消えるとは限らない,私の言葉で言うと,そゆこと.
唯一医学的な事で記憶に残っているのは,「塩分の取り過ぎは脳出血を起こしやすい」
という言葉くらいでしょうか.皆さん,減塩に努めましょうね.では,今日はこの辺でー