坂の上の雲 第3話 | えりっき脳内議事録(えり丸)

えりっき脳内議事録(えり丸)

Diary and memo written by a pathologist.

日清戦争です。ネタばれ注意。

正岡子規は新聞記者として、従軍したいと嘆願したが、
編集長から、「君には与謝蕪村を掘り起こす仕事があるだろ。君の戦場はここだ。」と止められる。
真之(海軍)、真之の兄(騎兵隊長)が、戦場で戦ってるのに、引け目を感じたのでしょうな。

子規は戦争と言うものを知らないから、その恐ろしさと言うのを知らずしての憧れでしょうな。
一方、秋山兄弟は・・・初めての戦に恐怖を隠し得ない。

そんな折、正岡子規は新聞記者として、従軍の許可が降りた。
(ま、遊びみたいな感じで終わったらしいが)

そして、日清戦争には勝ったものの、真之は友人の形見を握りしめ、こう言った。
「わしは軍人にはむいとらん。戦は恐ろしい」
主人公・・・その気持ちは分かるけど、君はもう既に1度、自分の方向性を大きく変えてるやないか。
どの道で進んでいくにしても、割り切るしかない部分はあるやろ。
割り切れないと思うときは、あるだろう。友の戦死にもショックが相当だったのだろうが、
死と向かい合わせなのが、軍人という職業の定め・・・

正岡は、森林太郎(森鴎外)に出会います。戦勝国のひどい仕打ちや、
日本軍の体調管理の不備についてなど、本音で語っとりました。
だが・・・帰国の途で大喀血。死の匂いが立ち込め始めた・・・

良い指揮官とはなんぞ?犠牲になった仲間の為にも、考え抜く問題だろう。
一度刀を抜いたら、戦うだけ。決断までには、後悔しないよう、考えに考え抜くこと。
急がば回れ、短期破損気。