曖春サークル~甲柳編~ | eri to beat

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LIVE・撮影・日常・観劇感想
とかとかを本当に気が向いたときにのみかいてますw

今年に入って、毎月1回は観劇できてます♪しあわせ~~

昨日はこどもミュージカルでいっしょにやっていた、石川詩織ちゃん(通称しぃちゃん)が出演する

【曖春サークル~甲柳編~】
をみていきました♪




小劇場はあんまり行かないんですが、大劇場とは違う臨場感と一体感、そして身近な感じがいいですね^^
面白かった~!!!

どの方向に話が進んでいくのか、どんなお話になるのか、予想する間もないくらい、その場その場が面白い舞台でした!!
最初はゆる~~い感じで、時折役者さんたちの素が見える、どこからがアドリブかもわからない、凄くナチュラルな空間。
ストーリーが進んで行くと言うよりは、日常がそのままそこにあるような、テンションをそのまま楽しんで、たくさん笑って、「こういうタイプの舞台も面白いなぁ~」って思いながら観てました。

しぃちゃんは、相変わらず声だけですぐわかる!!笑
そして、動きも目線も、顔の角度も怪しい!!!!笑
でも意外とハキハキ喋る、ハッキリした性格の様子。
本に関しては突っ走り癖のある、オタク系の文学少女なイメージ。でもその反面、コミュニケーションとるのが苦手とか、声が小さいとか、あまり意思表示しない(要するに大人しい)といったよくある文学少女の「これでしょ?」感はなくて、それが後々、「なるほどね!」につながっていく。

前半の、あらゆるところで散りばめられたネタが面白過ぎて、面白すぎて笑
声出して笑えるって幸せだったな^^

前半があまりにナチュラル過ぎてあんまり意識していなかったけど、後半になるにつれ登場人物たちの個性がぐっと濃くなって、役者さんたちの演技力に只管引き込まれました!!
ダークな方向に転がって行くとは・・・・
でも、その間にも散りばめられる笑い・・・観てる方も忙しかった笑
え?ここシリアスだよね?シリアスなんだけど、シュールじゃない!?って思いながら、笑うのとハラハラするのを同時にさせられるっていう不思議体験。
星名さんの情緒不安定な演技とか、薫ちゃんの違和感のなさとか、めちゃくちゃ凄いかっこいい殺陣なのに終始笑いっぱなしのシーンとか、もうありとあらゆる秀逸さ。

しぃちゃんの文学少女が実はバイトでキャバ嬢やっていた訳ですが・・・。
「ああなるほどね」って思わされて、そのキャラづくりのバランス感てすごいって思った!!

きちんと土台にあるキャラクターがあって、その上である時は文学少女、またある時はキャバ嬢笑
それってすごいなぁ。
「先生いこ」(いこ、先生だったかも?)のたった一言のセリフに、なんだか涙がふっと出た。

泣いたり笑ったり、色んな感情が動いて、心にも印象にも残る、おもっしろい!!舞台でした!!

毎回色々楽しいことが起こってたんだろうなって思うと、1度きりじゃなくて、何度か観に行けばよかったと思います。
残念・・・・。

でも舞台って基本的にはそうよね。
いっつも毎回同じっていうのがないから面白い!!(劇団四季みたいに安定した舞台は舞台で、またあれを観たいとも思うけど)


次はしぃちゃん、どんな舞台で、どんな役をみせてくれるのかな♡
できれば歌って踊ってるところをみたいので、ミュージカルがいいな笑