子どもが自分で遊びたくなる!視覚障がい児のための環境づくり | 視覚障がいのあるママによる、二人の視覚障がい児ちゃんの子育てブログ♡

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視覚障がい児ちゃんの子育てエッセイ。実際にあったこと、感じたことなど。視覚障がい児ちゃんをとりまく環境を綴ると共に、何にでもチャレンジしながら、A AI時代をどう子どもたちは生きて切り抜けていくか。どなたかのヒントとして届けられたらと始めました!



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ニコニコ

 

視覚障がい児ちゃんの、おもちゃって、

「音の出る」ものをイメージしますよね。

 

視覚情報を得ることが出来ないので、

他の感覚器官から得ることになるんだよね。

 

結論から先に言いますと、

音の出るおもちゃをただ与えるだけではダメ。ということ。

 

 

そう、その視覚以外の感覚器官を研ぎ澄ませることで、

表現力とか、創造力とか、磨かれていくんでけれど、、、

 

表現力?創造力?見えない、見えづらい子に、どうやって伝えるの?疑問が沸いてこない?

 

例えば、おもちゃのピアノを置いてみましょう。

まずは、手を取り、おもちゃの場所だけをおいてみます。

すると見えない、見えづらい子は1番に何をするか。

 

そう、バシバシとおもちゃに触れて確かめます。

晴眼者は、一瞬で鍵盤一つ一つが見るだけで判別できます。

私たちの子供、見えない、見えづらい子供には難しいことなんですよね。でもその難しいのもほんと最初だけなので安心してくださいね。

 

 

バシバシと確認している際に、たまたま指に触れた鍵盤が、

綺麗な音色を奏でます。

 

スムーズに鍵盤から音色をならせるようになるまで、

時間がかかるかもしれません。ここを押すんだよと教えたい気持ちをグッと抑えて、ここは見守って♡

 

 

赤ちゃん自身でこの行動を繰り返すんですよね。

するとね、鍵盤の音階で音色の違いに気づき始めます。

そして一つ一つ音を鳴らせるようになります。

 




乳幼児の小さい子でも

自分自身でどうならせるかを、

触りながら、頭の中で想像しながら、

表現できるんです!

 

視覚以外の感覚器官を研ぎ澄ませるということが、これなんです!!

 

乳幼児という小さい年齢から、五感を研ぎ澄ませる習慣を繰り返しことを意識して、可愛い我が子と遊びに関わってみてください♡

 

視覚障がいのある子との遊び方を知ると、

子供の成長、できることが増えていく喜びを感じることでしょう。

 

 

ポイントは、与えるではダメ、手を加えすぎてもダメ、

子供が自分で「できた!」と感じるように、ママが見守り導いていくことなんです。

 

この段階では、音を知ることが出来ただけで◎オッケーです。

赤ちゃん自身が夢中になってくれますから!

 

次回は、なぜ、見えない子の子育てに、手をかけすぎてはいけないのか?についてお話しますね。

 

 

本日もお読みいただきありがとうございます。

 

エリカ