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視覚障がい児ちゃんの、おもちゃって、
「音の出る」ものをイメージしますよね。
視覚情報を得ることが出来ないので、
他の感覚器官から得ることになるんだよね。
結論から先に言いますと、
音の出るおもちゃをただ与えるだけではダメ。ということ。
そう、その視覚以外の感覚器官を研ぎ澄ませることで、
表現力とか、創造力とか、磨かれていくんでけれど、、、
表現力?創造力?見えない、見えづらい子に、どうやって伝えるの?疑問が沸いてこない?
例えば、おもちゃのピアノを置いてみましょう。
まずは、手を取り、おもちゃの場所だけをおいてみます。
すると見えない、見えづらい子は1番に何をするか。
そう、バシバシとおもちゃに触れて確かめます。
晴眼者は、一瞬で鍵盤一つ一つが見るだけで判別できます。
私たちの子供、見えない、見えづらい子供には難しいことなんですよね。でもその難しいのもほんと最初だけなので安心してくださいね。
バシバシと確認している際に、たまたま指に触れた鍵盤が、
綺麗な音色を奏でます。
スムーズに鍵盤から音色をならせるようになるまで、
時間がかかるかもしれません。ここを押すんだよと教えたい気持ちをグッと抑えて、ここは見守って♡
赤ちゃん自身でこの行動を繰り返すんですよね。
するとね、鍵盤の音階で音色の違いに気づき始めます。
そして一つ一つ音を鳴らせるようになります。
乳幼児の小さい子でも
自分自身でどうならせるかを、
触りながら、頭の中で想像しながら、
表現できるんです!
視覚以外の感覚器官を研ぎ澄ませるということが、これなんです!!
乳幼児という小さい年齢から、五感を研ぎ澄ませる習慣を繰り返しことを意識して、可愛い我が子と遊びに関わってみてください♡
視覚障がいのある子との遊び方を知ると、
子供の成長、できることが増えていく喜びを感じることでしょう。
ポイントは、与えるではダメ、手を加えすぎてもダメ、
子供が自分で「できた!」と感じるように、ママが見守り導いていくことなんです。
この段階では、音を知ることが出来ただけで◎オッケーです。
赤ちゃん自身が夢中になってくれますから!
次回は、なぜ、見えない子の子育てに、手をかけすぎてはいけないのか?についてお話しますね。
本日もお読みいただきありがとうございます。
エリカ