春蝶さんがお噺始めた瞬間、泣けてきてしもて、
お噺の間、春蝶さんの紡ぐ言葉や想いや熱量に、そしてお噺の内容に、ぼろぼろ涙が止まりませんでした。 

岡本太郎がそこにいて、太陽の塔が、土偶がいて、大ちゃんがいて、そして春蝶さんが紛れもなく、いました。


胸打たれました。


心打たれました。




スタンディングオベーションで、春蝶さんが「こんなことも落語では滅多に無いので是非写真撮って下さい。」って言うてはって撮ったんやけど、もう泣きながら携帯起動して撮ったらとてつもなくピンボケで、
ブラボーも言いたかったけど嗚咽でそれどころじゃなくて、精一杯手叩いたけど、一生懸命アンケートも書いたけど、自分も演者やから(伝えてもらったらやっぱり嬉しいから)ちょっとでも伝えたいと思ったけど、もうなんて言うたらええんか、書いたらええんか……


自分が舞台でやろうとしていることの春蝶さん版を見せつけられている感じで、胸ぐってなって、泣けて泣けて、最後なんかもう真っ赤になった瞬間、嗚咽やんか。


また観に来る。絶対観にくる。私も、やる。




ね。すんごいピンボケです。

もはや春蝶さんなんかどうかも、見えへん。