ハマっているはなし。「葬送のフリーレン」 | なかがわ・そとがわ

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AND ENDLESS 中川えりか のブログ

「葬送のフリーレン」という漫画にはまっている。


きっかけは、

どこかの誰かがSNSで面白いといっていたのを見かけて、

だったと思う。

それでWEBで1話を読んで、号泣。


この3月までのクールでアニメ化もした。

毎週追いかけてみていた。


いまはセコセコ課金すべく本屋にいくたびにコミックスを1巻ずつ買うという、

小学生みたいな楽しみ方をしている。

だってまだ12巻くらいまでしか出てないんだもん。

大人買いしたらもったいない←


グッズもほしい。

パーカーとか着たい。←



そして。

本日みつけたアニメのエンディングテーマのYouTube。


アニメはリアルタイムで見れることのほうが少なくて、

アプリでみているとエンディングテーマがスキップされるのですよ。

なので油断してた。

めっちゃいいじゃないか…!


そして、このYouTubeには、

アニメのシーンが切り取られて、

散りばめられている。

いやぁ…もう…、泣いちゃったよ。

ラストのたたみかけ方が、もう、たまらない。

単なる感動ではなくて、

なんだか胸が苦しいような感情移入の仕方をしてしまって、

ううう…てなりました。


YouTube





思い入れだけ語るのもあれなので、

少しご紹介。


ーー

葬送のフリーレン

原作 山田鐘人

作画 アベツカサ


勇者率いる4人のパーティが、

魔王を倒して、この世界は平和になった。

物語は、その後日談からはじまる。

主人公は、パーティのうちの一人、魔法使いのエルフ。

千年も生きると言われる長寿のエルフは、

勇者たちとのながきにわたる冒険を「たった10年」と言う。

彼女も知らなかったのだ。

そのたったの10年が、彼女にどんな変化をもたらしていたのか。

ーー



そんな話。

彼女の名前がフリーレンというのです。

なぜ「葬送の」なのかは、読んでのお楽しみとして。。(それが明かされる話もめっちゃ格好いい)


好きそうだなと思った方は、漫画のアプリで何話か読めると思うので、読んでみてくださいませ。






えー、ここからまた思い入れのコーナーです。


解説して記事を書いている方とかもたくさんいらっしゃると思うので、

ここでは、

なぜ私の琴線にここまで触れるのかということを書きとめておこう。

あくまで自己分析。




・RPGが好き

まず前提条件としてこれ。

ドラクエやFFシリーズが始まった頃、

私はちょうど小学生くらいで、

父が家でファミコンをやっているのを、後ろでずーーーーーっと見てきた。

ファンタジーの世界観、

勇者が魔王を倒すという物語、

そういうのが、

幼少期から当たり前に自分の中にあるのだ。



・主人公の性格

何考えてるんだかわからない

表情があまりうごかない

実はとても共感するポイントである。

俳優なのに何いってんだ、て感じかもしれないけれど、

ほら、思い出してみて。

私がやってる役って、割と表情動かなくないですか?

(そんなことない?)

まぁ、私がどっちかっていうとそういう人間なんですな。

本心では何考えてるかわからない。

本音で話してよ、って言われるタイプ。


感情薄めだけど、感じていることがないわけじゃない。

何を感じているのか。

が、彼女の現在のパーティとの関係性の中で明らかになっていく感じとか、良いよねぇ。



・主人公の視点

彼女が何年生きてきたのか(千年どころじゃないと思うのだけれど)、

そして、これから何年生きていくのか。

そういうながーーーい時間の中での、一瞬、として、

過去も現在も語られている。




なんかね。

自然とそういう視点で、自分の現実も見るようになってきていまして。(影響受けすぎマン)

辛いことがあっても(子どもが💩もらしてギャン泣きしているとか)、

永遠に近い時間の中の一コマとして考えたら微笑ましい時間だなって。

大切だなって思うようになりました。


もともと生活感とかなくて、どっか遠くにいってそうなところがありますが、

さらに視点がちょっと超越的になってきています。


それはそれとして、地に足つけようね私、とも思ってるんですけどね。なかなかどうして。



・ゆるい笑い

RPG的なファンタジーな世界観の中で、

ドラマチック(敵を倒す、宝を探す、仲間との死別など)を切り取ってきたゲームの中では語られることがほとんどなかった、

冒険者たちの「日常」を切り取っている。

お誕生日とか、ささいな喧嘩、とか。

登場人物たちの会話のやりとりがゆるーいコメディタッチでほっとする。

それで、そこに人間性が出たりして、

あったたかったりするんだよなぁ。



・かっこいい

ゆうてもファンタジーで魔法使いの話。

敵との戦闘シーンや、

知恵の比べ合いがあったりして、

読者の想像を越える形で主人公サイドが勝つわけです。

うおおおお、少年漫画ー!な。

カタストロフィがある。


それぞれの人物の信念、みたいなものも、多様で泥臭かったりして、憧れたりもする。


え、それくらい?

もう書きたいだけ書いたかな。

(自問自答)


あと、


・絵が綺麗

なーにいってんだか、かもしれないけど、

キャラクターが可愛い。

一コマ一コマが、絵画のように、キマっている。

風景も、そこへ行ってみたい、とか、実際に行った気分になれるくらい、丁寧で美しい。

これは、原作(ものがたり)と作画(え)を分業している大きなメリットなんだろうなぁ。

と、いつも思ってしまう。


そして、アニメもすんばらしいの。

動いてて残念、てことが一度もない。

絵も綺麗。

漫画で一コマで表現されていることが、ババーンと時間をかけて展開していたりとか。

声優さんのお芝居も超好み。




また思い出したら書きますけども。


大好きなものを大好きだなと言えるうちに書いておこうの気持ち。