自己肯定感、低いどころか、全くないんです。

自己否定。




両親が長男である弟ばかりを可愛がっていて。

その弟がぱっちりおめめで女の子のように可愛くて、わたしは奥二重で太っていたので、両親だけでなく、親戚一同やご近所さんからも、

「お姉ちゃん、女の子なのにね・・・」

と残念がられていました。




今の顔とそんなに変わってない・・・







父からも、

「お前はブスだから、勉強だけはしっかりしなさい。あと、女は愛嬌だぞ」

と言われていて・・・




ブスだから、口をあけて笑ってはいけないと思っていて、いつも手で口を隠していた記憶があります。




自己肯定感て、育った環境が大きく影響しますよね。




とにかく、こんなに醜いのに、生きていて申し訳ないと思っていました。




と同時に、でも、生きるしかないから、わたしのことなんて誰も見てないし、心配もしないから、ひとりで好きなように生きよう、とも思っていました。




ブスだから無理、と思わなかったのはどうしてかな、と未だに不思議に思います。




そんな風に、生きてきたので、わたしはものすごく努力して、夢を叶えてCAになれましたが、周りはみんな美しくて、性格も良くて、本当に才色兼備という言葉がぴったりな人ばかりで、「どうしてわたしなんかが・・・」とずっと自分を認められないままでした。




女優になったばかりの頃は、別の人になれる!、と思って楽しかったです。




でも、演じれば演じるほど、結局、〝自分〟でしかなくて。

自分の中にあるもの以上は出せなくて。

自分と向き合うしかなくて。

本当に本当に辛かったです。




10年経って、最近やっと、オーディションに受かることも増えて、先日記事にしたように憧れていた監督さんに「そのままで良い」と言っていただけて、「ああ、わたし生きてて良いんだ」「頑張って生きてきて良かったな」って思えるようになりました。




わたしにとって生きることは、ただただ辛いことだったので、最近やっと、楽しいと思えるようになったところです。




油断すると、すぐに「わたしなんて」「わたしなんか」が出てきてしまうので、気をつけています。




先日、自己肯定感についてコメントをいただいたので書いてみました。

ここに書けるくらいには、今は少し、自分を受け入れられるようになった、と思います。




こうじさん

まっつさん

いつも、コメントありがとうございます照れ