アヴニール公演ミュージカル『塔の外のランウェイダンス』、本番まであと2週間です。










演出の角川先生が厳しくなってきました。

当たり前ですが、

「障がいがあるから、このくらいで」

とかじゃないんです。




でも、ごめんなさい。

最初は、わたし、そう思ってしまっていました。




演じるわたしたちも、支えてくださっているスタッフさんたちも、全員が最高のステージにしようと思っています。




障がいのあるなしは関係ない。

世界レベルの、完璧を目指しています。




そして、先生たちの真剣な演出に応えて、どんどん良くなっています。

お稽古のたびに感動しています。




演出の角川裕明先生とは、8年前に出会いました。

先生も脱サラして芸能界に転身した方。

勝手に親近感。




わたしは、昔からミュージカルを観るのが大好きで、ロンドンに住んでいた頃は、毎日のように観に行っていました。

出たいと思ったことは1度もありませんでしたが!




友人の紹介で、角川先生のミュージカル映画のワークショップオーディションへ。

先生は、ミュージカル映画の監督さんもやられているんです。




格好良くて、ミュージカルのステージからそのまま出てきたような人。

話し方も歩き方も、全部が綺麗で、格好良いんです!




格好良過ぎて、緊張してドキドキしてしまうのですが、なんだろう?

スッと心に入ってきてくれる人、って言うのかな。




人前で踊ったり歌ったり。

友人とカラオケさえ恥ずかしいわたしが、先生のワークショップは、恥ずかしさより気持ち良くいられて、自分自身、とても不思議に思いました。




いつかご一緒するのが夢の中ひとつでしたが、大き過ぎる夢なので、夢というより、ほんのりとした憧れ、くらいでした。




角川先生は、先生や監督でもありますが、俳優さんでもあります。




これまで、

「あ、このミュージカル(舞台)みたいな」

と思うと、出演者の欄に、

「角川先生!!」

と。




お仕事柄、わたしはなかなか予定が立てられず、気がつくとチケットが売り切れてしまっていることも多いのですが、先生にお願いして、名古屋や大阪まで観劇に行ったこともあります。

いつも無理を聞いてくださってありがとうございます。




今回、こんなに貴重で素晴らしいご縁をいただけて、感謝してもしきれないです。

わたしにとって、角川先生は、神さまみたいな人!




先生に演出していただけるなんて、夢のようです。




寄り添って演出してくださいます。

先生が違和感を感じた時、

「こうやって!」

とは絶対に言わないで、

「やりにくい?」

「こういうのはどう?」

きちんと聞いてくださいます。




わたしが動きながら台詞を言う箇所があるのですが、昨日はなんとなく動きたくなくて、でも、

「決まってるから動かなきゃ」

という気持ちで、台詞を言ってしまったんです。




そうすると、共演者の方の動きも変わってしまって、さらに大きな違和感が生まれてしまいました。




すぐに、

「今のところ動かないで言ってみようか?」

っておっしゃってくださって。

安心しました。




お稽古のたびにまだまだ変わっています。

本番どうなるのか、実はわたしもまだまだ分かっていません。




もう2週間。

まだ2週間。

もっともっと良くなります。

お楽しみに✨










こうじさん

まっつさん

いつも、コメントありがとうございますひらめき