2日目は、朝の奉仕活動からです。
昨晩の天体観測帰りに、ホウキで掃いているすぐ側で野生の狸を見ました。
動物園のように柵が無く野生動物と対面するのは狸でもちょっと怖かったです。
朝食を頂いた後、野外炊飯を行いました。
暑くもなく寒くもなく、虫なども少なくて木漏れ日の中活動を行うことができました。
野外炊飯を行うにはまず、薪割から始まります。ナタの使い方の説明を受けて子供たちが炊飯に使う薪を指示されたサイズに割っていきます。
刃物を扱うのでちょっとドキドキです。
火をつけるのにあんまり苦労もせず、これだけの火がおきました。
薪の組み方が上手だったのでしょう。
でも、あまりにも火力が強すぎて「キャンプファイヤーみたい」だって。
まず最初にご飯を炊きました。
5年生は2学期に調理実習を行ってご飯を炊いているので、子供達はちょっとだけ慣れているみたいです。
ご飯を炊く間に、豚汁の準備です。
じゃがいも・だいこん・にんじん・ねぎ・しめじ・こんにゃく・お肉と、皮をむいたり処理したりする材料が多いので大変そうでした。
でも、見てるだけ(撮影しているだけ)決して手は出しません。包丁の使い方などでちょっと危なそうな時だけ口を出しました。
どこの班もじょうずに豚汁を作ることができました。
私もご相伴に預かり、一緒に頂きました。
「美味しいね(^O^)/」と食べる私の姿に、嬉しそうな子供達。一生懸命作ったものを美味しいって言って食べてもらえるのが一番うれしいかな(^^♪
薪割からお片付け終わるまで約5時間。ほぼ立ちっぱなしで、最後は足がパンパンに。修学旅行の方が上げ膳据え膳なので楽ですわ。
帰りのバスで先生が
「今日の野外炊飯で皆さんは豚汁も作れるようになりました。1学期に作ったお味噌を使って、ご家族の人にご飯と豚汁が作れますねっっ」
に、
「・・・・」しーーーーーーーん。
ぷっ(笑)って、思わず笑っちゃいました。そこは「はい!!」じゃないんかい。
まだまだこれだけの材料を切ったり炒めて味きいて~はハードル高いかな?
とても便利な家電に囲まれての生活しか知らない子供達にはとても刺激的な野外炊飯だったと思いますが、電気が無い、災害時等に今回の経験が活かせますね(^O^)/